解決済み
陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊のうち、最も転勤が少ないのはどれですか?できれば曹と幹部それぞれ教えて欲しいです。
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幹部は陸自も海自も空自も、全国を転勤します。階級が高くなればなるほど転勤スパンが短くなります。 一方で、曹士の場合は陸自と海自と空自によって転勤範囲が異なります。 最も転勤が少ないのは海自です。海自は、全国を横須賀地区(神奈川県)、佐世保地区(長崎県)、舞鶴地区(京都府)、呉地区(広島県)、大湊地区(青森県)という5つの地区で区分し、曹士は基本的に1つの地区の範囲内で異動します。 例えば、横須賀教育隊を修業し、舞鶴地区に配属されれば、ずっと舞鶴地区に所在する部隊を異動します。護衛艦あたごに配属され、次は護衛艦ふゆづき、次は護衛艦ひゅうが、次は舞鶴地方総監部....といった形です。このように、海自の曹士は1つの地区をグルグルと回るので、せいぜい自宅から職場が遠い/近いという程度の差こそあれど、大規模な引っ越しが必要になるほどの転勤は多くありません。 ただし、絶対に地区を飛び越えて転勤することが無いわけではありません。舞鶴地区の隊員が、横須賀地区に転勤することもあります。基準は不明ですが、組織としての補職の要求があれば、地区を飛び越えて転勤することもあります。 また、教育隊で新入隊員教育を修業し部隊配属される時と、術科学校に入校する時と、臨時勤務で派出される時なども、地区を飛び越えて転勤する可能性があります。 海自の場合は、基地がそもそも少ないです。海自には艦艇基地、航空基地、その他地上基地という3種類の基地がありますが、艦艇基地は全国に5個しかありません。航空基地の方が多いですが、それでも数は知れています。その他の地上部隊(教育隊や警備隊など)も、分遣隊や基地隊も含めてもあまり多くありません。 その代わり、基地が少ないが故に、移動が遠距離になるのも海自の特徴です。転勤の回数は少ないけれど、いざ転勤命令が出たら長距離移動を余儀なくされるのが海自です。 陸自は駐屯地が各地にあるので、転勤命令が出ても近距離移動で済みます。 空自は曹士も全国転勤だと聞きました。幹部に比べたら1つの基地で勤務するスパンは長いですが、それでも曹士で全国転勤はきついと思います。
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