高1男子です。 大学受験の特待生入試の推薦の条件に簿記1級や統計検定2級以上などをどれか1つでも当てはまれば出願できる…

Question

高1男子です。
大学受験の特待生入試の推薦の条件に簿記1級や統計検定2級以上などをどれか1つでも当てはまれば出願できるんですが親に聞いたら将来を考えて簿記1級を取るべきと言われました。簿記1級はどのくらい難しいですか？
高1でも頑張れば取れますか？

Answer 1

簿記1級を取得することは高校生でも可能です。
しかし、以下のいくつかのポイントを考えてみることをお勧めします。

まず始めに、簿記1級は非常に難易度の高い資格です。簿記2級や3級を比較的容易に取得できたとしても、1級は全く別次元の範囲の広さと難易度を持っています。さらに、試験の機会は年に2回しかないという事も覚えておくべきです。

あなたは高校生活を過ごしながら、放課後や休日を利用してこの資格のために勉強しなければなりません。友達と遊ぶ時間や学業、部活動や恋愛といった時間も考慮に入れると、限られた時間の中で簿記1級を目指すのは困難です。

また、あなたが特待生入試のために簿記1級を取得しようと考えているのであれば、大学のレベルにもよりますが、5教科7科目をしっかり勉強することを優先することをおすすめします。将来的に考えても、簿記1級を評価してくれる大学は比較的少ないと言えます。

一方、あなたが商業科に在籍していたり、すでに簿記2級や3級を取得している場合は、高校生活の中で簿記1級を目指す可能性は高まります。将来的に経理や財務の仕事を希望している場合は、高校時代に1級を取得することが有利に働くでしょう。

ここで提案したいのは、まずは簿記3級を1〜2ヶ月で取得することを目指してみることです。3級ならば毎日受験が可能ですので、まずはその資格を取得し、それが可能だったら次に2級を目指すという流れにすると良いでしょう。これによって、あなた自身が簿記を勉強することが得意かどうかを判断することができます。

あなたが新卒で経理や財務を志望しているのであれば、大学生活の中で十分に簿記1級の勉強をする時間はあります。しかし、本当に簿記1級を取得することを目指すのであれば、多くのことを犠牲にする覚悟が必要となるかもしれません。それでもあなたが取得することを決意したなら、それは非常に素晴らしいことです。頑張ってください！