俳優になりたい女子大学生です。

Question

俳優になりたい女子大学生です。10年程前頃から、俳優という職業に興味を持ちました。数年前から、1人で自分の部屋でドラマや舞台の文字起こしを読んだり、ネットにあるフリー台本などを読んだりしはじめました。読んでいる時はいつもと違う自分になれて、すごく心地がよくストレスの発散になっていました。
そして、憧れていたこととセリフを読んで違う誰かになることが楽しかったため、演劇が学べる大学に入学しました。
しかし、授業などで台本を読んでみると今までとは違い全く楽しくありませんでした。原因は自覚していて、単に人前だからです。1人の時はあんなに楽しかったのに、人の前で違う誰かになろうとするとどうしても集中出来ず常に自分がいる状態で無理してセリフを読んでしまいます。
こんな状態では自分が俳優に向いていないことは重々承知です。大学の授業を受けていてもこの自分を開けていないことがどれほど致命的かも痛感しています。でも、何とかこの状態を克服しあの違う誰かでいられる感覚を職業にしたいんです。
そのためには、どんな克服方法があるかお聞きしたいです。色々な俳優さんをみて学ぼうとするのですが、お若い頃は棒読みだったりした方が今では大勢の人の心を動かしていたり…。すごいなぁと思うばかりです。
単純に場数、慣れなのでしょうか？
ワークショップへ行ってみても、人前での緊張感、硬直状態はあまり打破できていません。

長くなり申し訳ありません。
ご回答お待ちしております。

向いてないから辞めろ！などの回答はご遠慮ください。
向いていないことを理解した上で、それでも頑張りたいので、質問をさせていただきます。
よろしくお願い致します。

Answer 1

舞台役者です。人前での硬直状態は打破すべきですが、人前での緊張感は大切に持っていて下さいね。

舞台で演技をするには、観衆の前での孤独が必要です。僕は普段キャパ750人のハコで演じていますが、時には750人を迎え打つつもりで演じ、時には750人の中でたった一人ぼっちで孤独に演じるのです。

考えてみて下さい。僕の一挙手一投足を、750人×2のまなこが見つめている恐怖。考えようによっては、本当に「まな板の上の鯉」です。それに打ち勝つ為に必要なのは、ご自身でもお気付きのように、集中力です。

じゃあどうやったら集中力が養われるか。インスタントな方法はありません。僕は元々集中力の高い方でしたが、それでも舞台では並の集中力では歯が立ちません。僕は本を何百回と読み、徹底的に役作りをすると言う当たり前の事をしました。それをする事で少しでも安心感が得られるなら、絶対にやった方がいいんです。ありとあらゆる事をやります。冗談ではなく本当に、祈ったり、台本の裏に呪文を書いたりもしました。

僕の師匠である演出家がこんな事を言っていました。「全ての芸術は凝視からはじまる」凝視、即ち集中です。何でもやる僕は、凝視の訓練もしました。(凝視すると、人間の周りが暗くなって、オーラみたいな光だけになります。その訓練が何かの役に立ったかは分かりませんが、お陰で今でもワンシーン通しでまばたきをせずに演じられると言う、変態みたいな特技が身につきました)

で、全ては集中からはじまるんです。瞑想でも何でもやって、どうか針のような集中力を養って下さい。演技は多方向の集中力が必要です。その為の訓練と言うのもあります。が、まずは単一方向の集中です。

僕は、あなたの状態は深刻だと思うのです。そして、どうかどうか、人前で演じる喜びを感じて、舞台人としてあって欲しいと心から思います。乗り切ってね。

Answer 2

検討違いかもな意見ですが、求める自己表現が俳優ではなく声優なのではと感じました。
何故なら俳優は台詞がない演技もある訳で、対して声優は台詞有ってこそだろうからです。
また努力せど人前が苦手というか好きではなさそうな性質、けれど役になりきり話す事自体が好きという辺りが俳優ではなく声優かなとと感じました。とはいえ当方素人なので上記は単なる文面から受けた印象です。

Answer 3

仰る通り、「場数、慣れ」もありますけど、一番はお客さんの声を直接聞くことでしょうね。
もちろん、「お前、下手くそだな」と言われる時もあります。悔し涙を流す事もあるかもしれません。
でも、それが自らを成長するきっかけになるはずです。
「言われるうちは、花」この言葉を心に刻んで、役者を目指して下さい。

Answer 4

あなたが､なれるわけ無いんだから〜｡

現実逃避は､辞めましょうね～｡

向いてないから辞めろ！