葬儀屋と葬祭ディレクターの違いを教えてください。

Question

葬儀屋と葬祭ディレクターの違いを教えてください。

Answer 1

葬祭ディレクターは民間資格のひとつです。
1級と2級があり、基本的に実務経験がないと受験できません。（葬儀の専門学校があり、認定校に在籍している人はカリキュラム次第では実務経験に算出できます）

そうして葬祭ディレクターの資格を取得できれば葬祭ディレクターを名乗ることができます。
ですが、前述の通り、基本的に実務経験が必要なため、葬儀屋に入社して葬儀業務をしていることが前提となります。
つまり、葬儀屋に入社し、葬祭スタッフとして働いている人の中で葬祭ディレクターの資格を持っている人だけが葬祭ディレクターを名乗れます。

当然、一定基準を満たさないと資格に合格できませんから、葬儀屋によっては葬祭ディレクター資格所持者を優遇（優先入社や資格手当など）するところもありますが、資格が無かろうが仕事ができる人もいるわけで必ずしも必須な資格ではありません。
その資格がないとできない仕事があるわけでもありません。

むしろ車必須、運転必須の業界ですから、葬祭ディレクターよりも自動車免許が必須だったり、入社後は運行管理者資格が最優先という葬儀屋もあります。

同業他社に転職する際に、「葬祭ディレクター1級あります」といえば、なるほど、一定基準以上の仕事を任せられるんだなと判断されるという点が大きなメリットともいえます。