JR東海の方が「都市手当」をもらえる人の割合が多いからです。 JRグループ各社の給与は、国鉄時代からの伝統で国家公務員の給与体系に似ています。 国家公務員の給与は、実は全国一律ではなく、首都圏、次いで近畿圏・中京圏、その他大都市圏で働く人の給与の方が高いのです。 こうした地域は物価も住居費も高くつくからです。 そのため国鉄職員の俸給も、東京23区内は特A級、その周りの都内市部や神奈川、京阪神エリアなどはA級、これらに準ずる地域はB・C級などと、都市の物価水準などに見合った都市手当が支給されてきました。 そしてその伝統はJRになってからも続いています。 そしてJR東日本とJR東海の路線網の比較です。 JR東日本では、首都圏で働く人たちこそ特A級・A級の都市手当がもらえますが、エリアには東北や上信越地方など、都市手当ゼロの地域も広く含まれています。 一方でJR東海は、東京駅や新大阪駅などにとどまらず、新幹線の乗務員基地や車両基地などが東京・大阪に集中しており、しかもその間の中京圏もJR東海のエリアに含まれています。 つまりJR東海の社員は、それだけ高い都市手当が貰える人の割合が多いのです。 基本給やボーナス水準などは、両社はほぼ拮抗しますが、概ね、この都市手当をもらえる人の割合の差が、両社の平均給与額の差になって現れていると読み取れます。(元JR西日本社員)
なるほど:1
東海の方が儲かっているから
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