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公立 私立の教員メリット・デメリットについて。私は今年の夏、自治体の教採を受けますが残業代も出ないし私立の教員もいいなあと思っています。そこで、公立の教員のメリットを教えてほしいです。よく、私立の先生は倒産の可能性や、リストラされると聞きますが、教員不足の昨今そんなことあり得るのでしょうか? また、私はすでに何年かしたら転職もしようかなと考えていますが、教員は本当に転職しづらいのでしょうか?もし就くなら教育系ではなくまた別のことにチャレンジしたいと考えています。
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私立で教員をしていますが、私立って本当にピンキリですよ。 客観的に見て労働環境が良い私立、悪い私立、自分にとって合う私立、合わない私立様々です。 正直労働環境が良くて自分に合う私立であれば、公立に劣る点なんてほぼゼロに等しいように思いますが、そういう学校を見つけて、採用試験を突破して……というのはなかなかハードルが高いです。 基本的に優良私立に専任(いわゆる正社員)で採用されるのは公立の採用試験を突破するより難しいですからね。 公立より遥かに労働環境の悪いブラック私立も多数あり、同僚の前任校は「一年中全教科の教員を募集している。常に人が足りていないので、異常な忙しさで、それによってまた教員が辞めてさらに忙しくなるという悪循環に陥っている」だそうです。 倒産云々は、学校によるとしかいいようがありません。(私立である以上リスクはゼロにはならないので、どうしても心配なら公立を選んだ方がいいですが) 少子化ですから、生徒数が確保できずに潰れていく私立は絶対に出てくるでしょうが、例えば灘や開成が4, 50年でなくなるとはとても思えません。 灘、開成は極端にしても、残る学校は残りますよ。 そのへんのリスクは自己判断です。 解雇についても、まともな学校で専任採用されているならまずありません。 大きな問題を起こしたわけでもないのに、急にクビを切られるなら、学校がまともじゃないか、非正規雇用かのどちらかです。 私立は最初は常勤講師(フルタイムだが有期雇用)で様子を見て問題なければ専任に、などのシステムを取っている学校も多いので、専任で採用されるのもなかなか大変です。 「問題がなければ専任にするよ!」とエサで釣っておいて、途中でクビを切る、最初から専任にするつもりなんてなかったというケースもあるので要注意です。 残業代に関しても、「公立の給料+残業代」というよりは「公立にならって残業代は4%(違法ですが、なぜか多くの私立でまかり通っています)」や「公立の給料の70%を基本給、30%を残業代とみなして結果トントン(率は適当です)」のようなケースも多いので、私立だからとあまり期待しない方がよろしいかと……。 結局、公立より良い私立、悪い私立様々なので、「私立」でくくって比較するのはなかなか難しいのですが、まあ転勤の有無は公立と私立のハッキリした違いですね。 私は進学校で教えたかったことに加えて、公立の労働環境では働けないなと思っていたので、最初から私立一本で就職活動をして、新卒からずっと今の学校に勤めていますが、公立に行っておけば良かったと思ったことは一度もないです。 教員を辞めて別の職業につきます!といった知り合いはいないので、転職のしやすさについてはよくわからないです。申し訳ない。
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