解決済み
プロセスインテグレーションってややこしい名前が付いていますが、要は半導体前工程の製造技術エンジニアです。 設計に合うように各製造パラメータをどうするかとか、歩留まりを上げるにはどうすれば良いか考えて実行するのが仕事。 ラーメンという料理(設計データ)があって、それを作るための材料(自社で使えるプロセス技術)は何があるか分かっている状態で、それをどう調理すれば美味しい(性能がよく歩留まりがいい)ラーメンができるかレシピを考える仕事と捉えれば分かりやすいのではないでしょうか。 材料の煮込み時間とか温度とか、どういう順番で調理していくかとか。 他方プロセスエンジニアは料理の材料を作るのが仕事です。 美味しいチャーシューとかモチモチプリプリの麺を作るのが仕事です。 そのまんま要素技術開発でしょうね。 エンジニアとしての価値、希少性、給料、はもちろん会社にもよりますし個人の能力にもよるので一概には言えない、というかそういう視点で職業や会社を選ぶのはお勧めしません。 どの分野でもトップクラスのエンジニアは貴重ですから。 ただ、やはりというか残念ながらというか、開発→生産・製造技術には行きやすい(転職しやすい)ですが生産・製造技術→開発にはなかなか行きにくいです。 具体的には転職求人の募集要件で生産・製造技術は未経験でも可だったりしますが、開発は開発実務経験3年以上とか平気で求めてきます。 そういう意味ではファーストキャリアとしては開発をお勧めしますが、開発が花形というの皆分かっているので競争率が高いのも事実です。 製造技術とか生産技術とかの裏方なら給料の高い会社にも(開発に比べれば)入りやすいというのもあります。 (もちろんポンコツでも楽して稼げる訳ではないです) また、生産技術・製造技術はどの会社でも必要な存在なので、同じ分野・領域なら転職しやすいです。 同じ仕事でも社格を上げて年収アップすることも可能です。 なので、どちらが絶対に良い、ではなくどちらのルートが自分に合っていそうか、で決めるべきだと思います。 でも、一番大事なのは、自分がその仕事を好きになれるかどうかですね。 いくら給料が高くても、その仕事を好きになれなければレベルはアップしませんし給料も市場価値の伸びも止まってしまうでしょう。 結局「好きでやってるやつには勝てない」「努力は夢中に勝てない」んですよね。
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