アシスタント時代は月給だと19万前後で、ここにサロンによっては交通費や各種補助金がついたり、各種社会保険料が引かれたりで、残業無しの手取だと15万~16万程度かと思います。 スタイリストになると基本給+歩合給なので、お客さんの指名がとれるかどうかで大きく給与が変わります。20代中盤で月収50万以上稼ぐ美容師がいる一方、30代、40代になっても20万台の美容師も居ます。 良くも悪くも完全に実力社会です。 指名が取れない場合は、駅前などの1000円カットなどは指名システム自体が無いため、そういった所で働き、ある程度の給与を得る事も可能ですが、美容師自体を辞める人も多いです。 他の一般的な職種との給与を比べると、中央値では美容師が基本的に低くなります。経営者を目指すのであれば別ですが、雇われで収入の事だけ考えるのであれば、美容師は厳しい仕事と言わざる負えないでしょう。 あと、良く勘違いされますが、美容師に関しては東京だから、原宿だから給与が良くなるわけではありません。むしろ安い所が多いですし、物価、居住費も高くお金の面では2重苦、3重苦になりえます。 それは何故かというと、「東京に人が集まるから」です。基本的に人材不足なので、アシスタントの給与がここ5・6年急上昇していますが、東京の有名サロン等はほっておいても求人は来るので、低いままのサロンが多いです。 むしろ、地方や都心でない場所の方が環境や給与が良いサロンが多いので、もし美容師を目指す場合はちゃんと就活の際に知識をつけ選べるようになりましょう。
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