一般的に公務員試験の合否と、採用の間に、②の作成・新卒募集予定官庁への交付・新卒募集予定官庁での候補者への説明会等が行われるためです。 以下①~③で順序が進みます。 ①公務員試験 >担当は国家公務員であれば人事院等、地方公務員ならそれに準ずる機関で集中的に行い、その採点は大学教授などの問題作成者が行います。誰が問題を作るかは官報に記載されます。公務員試験では、公務員自身がテストを採点できないように細心の注意が払われています。(そんなことをすれば縁故採用が可能になるため。) ↓ ②採用候補者名簿 >①を突破した学生は採用候補者名簿に掲載されます。そこから採用候補者として、各官庁、市役所が『自分のところにおいでよ』というアピールが始まります。そのアピールは通常、課長補佐級が行います。 ↓ ③官庁訪問 >各官庁、市役所などが採用の為の面接を②の名簿者から集中的に行います。そこで、面接を経ることで採用の可否が最終的に決まります。 合否の確定は本省であれば局長級か課長級(局長の代理)で行います。 そういう手順になっているので、試験の合否から、採用までの期間が通常の民間企業に比べて長くとってあります。 ちなみに国家公務員総合職の場合、且つ、教養区分、23卒の場合には ①3600人受験→1次試験合格が250~300人程度、2次試験が180人程度 ②最終合格の180人が記載 ③多分、180人のうち半分ぐらいが実際に官庁訪問へ足を運び、そのうち80~90%は、どこかの官庁で採用された。 こういった感じになります。 ただし、教養区分は②→③が他の試験に比べて明らかに高い(その代わり①→②が圧倒的に低い)のが特徴になります。
< 質問に関する求人 >
公務員(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る