情報系資格を取得する社会的意味についてご質問があります。 基本情報、応用情報、CCNAやAWSといったベンダー資格…

Question

情報系資格を取得する社会的意味についてご質問があります。

基本情報、応用情報、CCNAやAWSといったベンダー資格など情報系には様々な資格があります。しかし、ネット上だと一般的に「このような資格は意味がなく、エンジニアの世界実務経験が全て」だとよく言われてます。
さらに、資格ばかりとっている人は逆に実用性のない無駄知識ばかり付けていると評価されて、社内評価が下がる、採用されない、経験の長いエンジニアには馬鹿にされるなどの弊害もあると聞きました。

私はエンジニア一年目の新卒ペーペーです。
やはり、一般的に資格は取るべきではないでしょうか？
調べるとメリットがあまりないように思えます...

Answer 1

基本情報や応用情報は基礎的な勉強としてやる価値はあると思います。例えばドライバーの仕事に応募するときに、二種免許は持っていなくても普通免許はまあ持っていてほしいよね、みたいなレベル感になります。

ベンダー資格については業務でそれを使いこなしていて、その客観的証明として取るのは良いと思います。
例えば学生や、全然関係ない仕事をしている人が勉強だけして取っても、あまり評価されないということです。（勉強熱心だな、という評価はもらえることがあります）

それとは別枠でCISSPのような「その道のプロであることを証明する」種類の資格であれば、価値は高いです。

Answer 2

短絡的に考えると実務経験と実力が全てです。
ただ、それをどうやって証明するかが難しいのです。

その証明手段の一つとして、資格があります。
→ただ、資格ではその最低レベルが判るだけ・・

資格には2種類の傾向があります。
・普遍的、一般的な知識と技能を問う・・IPAの情報処理試験
・特定ソフト等に特化した実践的な技能を問う・・ベンダー試験

短期的にはベンダー試験が役立つことも多いです。
でも普遍的な知識を持たない実務経験だけの人との考えって、
正しい方向の結論なの？？？

つまり、普遍的な知識、特定の知識、実務経験がうまく
バランスされていることが大切だと思います。

個人的には、特定のベンダーに依存した資格は見向きもせず、
必要ならIPAの資格を複数の種類取得する方を選びます。

Answer 3

質問者さんが挙げている資格のより上位の資格なら意味あることもありますが、

資格取得の主な目的は、以下のようなものだったりします。
・会社から報奨金がもらえる。
・「ベンダー資格保有者○○名がいること」というのが、そのベンダー製品の販売代理店になる条件ということがある。
・その分野は全くの知識ゼロなので、どうせ勉強するなら資格取得を目標にするのが良い。

料理に例えると、次のようになります。

・本来業務に必要なスキル
→お客様の望んだ味を、限られた予算と時間の範囲で調理すること。

・ベンダー系試験で得られるスキル
→特定メーカーの調理器具のメンテナンスの仕方、その調理器具を使う上で最適な火加減や油の量。

・情報処理技術者試験で得られるスキル
→「人参は中央アジア原産のセリ科ニンジン属の二年草」などの知識。

これが特に情報処理技術者試験は意味なしと言われる所以です。
あなたが全くの知識ゼロなら取得は無意味ではありませんが、転職活動などでアピールするほどでもありません。例えば転職で基本情報をアピールすることは、金融機関に就活するときに「ねぇねぇ、九九全部覚えてるよ」といっているようなものです。金融機関に必要なのは九九を覚えることではなく、電卓使ってでもいいから利益を生み出すことですし。

Answer 4

IT系に関して言えば、資格はそれまでの実務経験を第三者に示すために有用なものです。
ですが、資格がなければダメか?と言われれば「そんなことはない」となります。例えば履歴書などに業務経歴を記載すればほぼそれで(もちろん面接などで確認しますが)問題ないです。ただ、資格があれば分かりやすいというだけです。

また、資格を取得するための勉強をすることで実務では取り扱わない範囲を知ることができ、実務により活かせるという利点はあります。
さらに、会社によっては資格保持者に手当を出してくれるところもあります。

総合すれば新卒の人が資格を取る意義はほぼありません。そんなことに時間を割くくらいなら、実務で必要なことをもっと勉強すべき。