魚の捕獲方法の一つに釣りがありますが、釣りという漁法で捕獲した魚は網で捕獲した魚よりも市場では価値が高いと聞いたのですが…

Question

魚の捕獲方法の一つに釣りがありますが、釣りという漁法で捕獲した魚は網で捕獲した魚よりも市場では価値が高いと聞いたのですが、本当ですか？

Answer 1

市場と言う事なら「魚店」が店頭に並べて「価値のある魚」なら、網で獲れた魚は他の魚と擦れたりして魚体に傷が付いたりするので、それと比べて釣りで獲れた魚は単体で獲ったものなので、そんな魚は傷も無く「鮮度」が良ければ割と「高値」で引き取って貰える「可能性」がある！と言う事です。

なので、魚店が店頭に並べる「価値」が少ないと判断する魚、又は「鮮度」の落ちた魚では、必ずしも「高値」で買い取って貰える保証はありません。

Answer 2

「価値が高いと聞いたのですが、本当ですか？」では釣ったそのままだったら同じ価値です。網での捕獲はそのまま死んで冷蔵だけです。

釣った魚で生きている内に血抜きと内臓除去をすれば腐りにくいため、臭みはかなり減ります。特に血抜きするかしないかでは全く味に違いが出てきます。

昔は天然物のブリはもてはやされましたが、昨今のブリでは天然物と養殖物とでは逆転しており、養殖の方がかなり味が良いです。値段も倍近くします。理由はエサの違い（研究されている）と何よりも出荷時に一匹ずつ締めて血抜きをしているからです。

割烹店で生け簀から出して目の前で捌くのと同じです。

１日程度違いの鮮度よりも血抜きの方がはるかに重要です。死んだら血液はすぐに凝固し出すのであとから血抜きをしても出てきません。

ですので生きた魚を血抜きして美味しく頂けるのは「釣り師の特権」と呼ばれています。

Answer 3

ものによります。