社会教育主事は、質問者様が述べられている ①地方公務員の事務職等から異動で就く。 ②教員から異動して就く。 に加えて ③初めから社会教育主事(補)として採用される。 の三通りがあります。 ③は、かつては東京都や特別区でよく見られましたが、今では極稀のようです。ネットでは北海道の町村で社会教育主事募集を毎年のように見ますが、そちらの詳細は私は把握していません。 https://shayosei.org/public-info/ 他の方が述べられているように、①②は通常数年で異動になるので、「最終的に社会教育主事に」なるというのは難しいです。 三重県や愛知県の状況はわかりませんが、私の知る範囲では市町村の社会教育主事は①、県では②が多いように見えます。 具体的な仕事の内容は、採用・配属先により大きく異なります。住民向けの講座などを企画運営し、時には自らが直接ファシリテーターを務めるのがメインのところもあれば、自治体の生涯学習推進計画の担当で庁内や関連団体との連絡調査がほとんどを占めることも。ある自治体では何名も社会教育主事がいて、青少年教育担当で夏にはキャンプに随行する部署から人権や男女共同参画を進めるセンターに異動して戸惑う者もいました。 社会教育主事3P論から同3C論を経て、今では学校支援や関係部局、民間事業者等とのコーディネートを期待するのが一昔前のトレンドでしたが、今はどうでしょう? ちなみに②は教員免許はあるけれども社会教育主事任用資格は持っていない者が社会教育主事講習を受ける必要があるだけで、大学で必要な単位を履修済みなら講習に行く必要はありません。職場を一月ほど空けなくていいので、有資格者のほうが歓迎されると聞いたことがあります。
私は社会教育主事の人を10人くらい知っています。 その人たちの経歴ですが、 ・教師生活を30年くらいやったあと、県庁の社会教育課に転勤し、3年くらい勤務したあと転勤し、教頭先生になりました。 もうひとつは、県庁の一般行政職として採用となり、3,4か所転勤したあと、社会教育課に転勤し、3年くらい勤務したあと、他の課に転勤しました。 ただし、教師になっても、県庁職員になっても、社会教育課の社会教育主事になれるのはホンの少数で短い期間だけです。
「最終的に社会教育主事になりたい」って、 私からすると、ちょっと戸惑う将来像ですね。 あなたはどこで「社会教育主事」という言葉を知ったのでしょうか。 社会教育主事は何をするのだと思っているのでしょうか。 そもそも、社会教育主事になることで、 あなたは何をしたいの? というのも、現実社会では、 社会教育主事を目指す人なんて、聞いたことないからです。 「教師になりたい」とか、 「社会教育に携わる仕事をしたい」と考える人はいますが、 あなたはそのどちらかではないの? 県や市町村には、教育委員会という組織があります。 教育委員会事務局には、社会教育を担当する部門があります。 そこで働くベテラン職員が、社会教育主事です。 教育委員会事務局には、 県や市町村の職員として採用された人と、 教員採用試験に合格した教職員と、 2種類の人が働いています。 ですから、社会教育主事には、 公務員試験の合格者と、教員採用試験の合格者と、 2種類の人が混じっています。 …しかし、当然のことながら、 県や市町村の採用試験を受けて合格した職員は、 県や市町村の部局の中を異動するので、 ずっと教育委員会事務局で働くわけじゃないし、 教員採用試験を受けて合格した人は、 教員が本業ですから、いずれ学校の教育現場に戻ります。 というわけで、 現在社会教育主事という肩書を持っている人が、 ずっと社会教育主事という肩書で働くわけじゃないのです。 3年ぐらいしたら、別の部署に異動です。 だから、 「最終的に社会教育主事になりたい」というのは、 かなり奇妙な希望に感じます。 あなたはいったいどんな仕事をしたいのかな? あなたはいったい将来どんな仕事をしたいのだろうって。
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