企業で採用・人事に携わっている社会人の方に質問です。 大学生の就職活動において、学歴や資格も重視されますが、どういう…

Question

企業で採用・人事に携わっている社会人の方に質問です。
大学生の就職活動において、学歴や資格も重視されますが、どういうバイトをしていたかでも企業側の合否選考に影響することはありますか？大学生の就職活動は学歴フィルターというものがあり、書類選考(エントリーシート)の時点で不採用が決まってしまうケースがある話は色々な方面から聞いたことがあり、また就職活動中の学生によるSNS上における投稿を、企業が採用時に活用しようと調査する動きが広まっているとの記事がYahooニュースでありましたが、就活生が学生時代にどういうバイトをしていたかで合否に影響することはありますか？

例えば、これら4人が就活生としてナビサイト(マイナビ2023など)やエージェント(紹介会社)を通じて、企業の採用試験にエントリーした場合、どの学生が内定が貰いやすいと思いますか？

Aさん 女性
学歴 日本大学危機管理学部（卒業見込）
バイト イベントスタッフ・レストランのホール担当

Bさん 女性
学歴 早稲田大学文学部（卒業見込）
バイト AV女優

Cさん 男性
学歴 獨協大学外国語学部（既卒）
コロナ禍以降、フードデリバリー(出前館・Uber Eatsなど)の配達員として稼働(=個人事業主のためバイトではない)

Dさん 女性
学歴 大東文化大学社会学部（卒業見込）
バイト コンビニ

このケースでは、どれが企業側が人材として求める傾向にありますか？
AV女優をしていたという事実が当該学生のSNS上における投稿の調査などにより発覚した場合、就職活動時の選考に多少は影響とかが出てもおかしくないと感じたのですが、実際はどうなんでしょう？
通常であれば、高学歴のBさんだと思いますが、AV女優をしているということが企業側からどう評価されるのかと思いました。
また、ガクチカ(=学生時代に力を入れたこと)でバイトについて取り上げる就活生も例年少なくありませんが、採用側の企業としては
「バイトに力を入れていて、学業を疎かにしているのでは」
と評価するのでしょうか？

長文になりましたが、よろしくお願いいたします。

Answer 1

どのようなアルバイトをしていたかで、合否を判断することはありません。

また、通常履歴書にAV女優ですとは書かないと思いますし、当社では学生のSNSを調べたりはしません。
採用担当者が個人的に調べることがあったとしても、本名とは当然異なるわけですからAV女優であると判断できる可能性は極めて低いです。
（普段からお世話になっていれば分かりますが）

加えて面接官は複数人おり、自分一人その事実を知っていても、それを他の面接官には伝えません。
過去の出自等を理由に合否を判断することは禁じられており、公平性を損ねる可能性があるからです。

どのような人材を求めるかにもよりますが、候補としては3パターンです。
①とにかく優秀な人材が欲しい
→Bさん
②コミュニケーション力が高い人材が欲しい、能力は入社後育成
→Aさん
③体力のある人材が欲しい
→Cさん

残念ながらDさんを採用する可能性は低いです。

学業を疎かにしているかどうかは、事前に提出させる成績証明書で判断できますので、ガクチカはそこまで重視しません。

それよりも志望動機をしっかり理論建てて伝えることができるか、業界研究･企業研究を十分できているかの問答で、能力や人柄も判断できますから。