パイロットになる為には、自社養成パイロット制度の利用、航空大学校、そして質問者さんの言っているような東海大学などの自費でライセンスを取得して各航空会社の採用試験を受ける3つの方法があります。 1番確実なのはやはり自社養成パイロットでしょう。ただ自社養成パイロットは大学卒業以上でないと受験資格がありませんし、1度受けてしまったら2度と受けられません。自社養成パイロットの道に進みたいのであれば可能な限りレベルの高い大学に進み勉強するのが良いでしょう。 次に航空大学校ですが、こちらも比較的レベルは高いですが進む人は結構います。受験資格は、4年制の大学2年以上在学又は短期大学、高等専門学校卒業以上です。こちらの道に進む場合も可能な限りレベルの高い大学に進み勉強するのが良いと思います。ですがここで気を付けて欲しい事は、苦労して航空大学校を卒業からといって必ず就職できるとは限らないので多少のリスクが伴うということを覚えておいてください。 最後に、東海大学などでライセンスを取得して応募(一般的にA制度といわれる)する場合ですが、これは非常にリスクが高いですので注意してください。上記のように航空大学校を卒業からといって必ず就職できるとは限らないと書きましたがこちらの方法ではさらに就職(旅客機を運航している企業)できる確率は低いです。東海大学はある程度補助が出るようですが、0から全て実費でライセンスを取得するとなると1,200万円~1,700万円必要になります。それだけの金額をかけても大手航空会社への就職率は50%程度(小型機での遊覧など小型機運航会社も入れると80%程)ですのである意味賭けの様なものです。この方法は上記2つの道に(成績等の理由により)進めなかった場合の最終手段と考えた方が良いかもしれません。しかし、この方法は高校卒業で受験資格がある訳ですから、比較的低年齢(20歳前後)でパイロット(副操縦士)になれるというメリットもあります。 私は成績が悪く上記2つに道には進めなかったので、この最終手段wの道に進みました。今月末に航空会社の最終試験を受けて内定をもらうことが出来れば賭けに勝ったことになります。実際私は英検なんか持ってませんし、高校3年の時、3級に見事"不合格"!という程頭悪い私ですが、A制度で応募した航空会社の筆記試験と面接試験は合格もらっています。 次に視力が右0.7との事ですが、第1種航空身体検査の基準は各眼0.7以上ですので、ギリギリの状態です、これ以上視力低下しないように努力しましょう。他には規則正しい生活を心がけるなど健康管理には注意してください。実際東海大学なんかでも、身体検査で落とされる人が多いみたいですからね。あとは私が言っても説得力ないと思いますけど・・・質問者さんは英検準2級を持っているとの事ですがA制度では英検2級程度かTOEIC 550点程度以上の英語力が必要なので、英語も勉強してみてはいかがですか。 パイロットへの道は決して平坦ではありませんが、強い意志を持っていればどんな高い壁でも乗り越えられます。がんばってください。
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