解決済み
私はなりたいと思っています。 しかし、正直今の時代靴職人になるのはいかがなものですか? 1足300000の靴なんて買ってくれる人いるんですかね、不安です
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ちょっと長くなりますが質問に最後に答えますね 靴職人、という言葉ですが、独り歩きしている言葉となっています。 靴業界では靴職人、といえば大量生産をする専門技術職です。 底付け、甲革、裁断、など、それぞれに「底付け師」や「裁断屋」「甲革職人」など「師」「屋」「職人」などの言葉がつきます。これらの接尾語がつく仕事というのはそれだけで食べていける、ということです。それぞれの仕事はそれなりに時間をかけないとスキルがあがらないからこそ「師」「屋」「職人」の言葉がつくわけです。 ですが、各種エンターテイメント(小説、映画、漫画etcetc)などで取り上げられる靴職人、という仕事は「お客さんと向き合い、対話し、時間かけて1足作り、高額なお金をもらう」という仕事として書かれています。これはほんの一握りです。 上記の専門職の経験を積み重ねたらこのオーダーの靴職人なれる!というものでもありません。また上記専門職の靴職人よりも、このオーダーの靴職人のほうがすごい!えらい!腕がいい!というものでもありません。住む戦場が違いすぎます。 オーダーの靴職人に必要なのは腕よりもデザインセンスや接客スキル、営業スキル、などが非常に重要となります。 オーダーの靴職人に弟子入りしたら同じようになれる、というものでもありません。むしろ、自分の競争相手作ることになるので嫌がられます。 で、質問回答です。 > しかし、正直今の時代靴職人になるのはいかがなものですか? 靴職人、という仕事はなくなりません。人類は靴がないともう生きていけないからです。実際腕のいい専門職の職人はそれなりに食べていけますし、需要が高いです。 > 1足300000の靴なんて買ってくれる人いるんですかね、不安です そうそういません。いたとしても30万出すならば、実績ある人間にお願いします。 オーダーの靴をお願いしたい!金を出す!という需要の数に対して、オーダーの靴職人になりたい!1足売って10万くらい儲けたい!と考える人間=供給の数は多いように思えます。 「靴職人って言えばお店でお客を待っていて、1足作るのに半年1年かけて数十万とれるんでしょ!」と考える人間が多いあまりに専門職の靴職人になりたい人が少ないくらいです。 下記の本はちょうど参考になるかと思います。 《本》靴づくりの文化史~作り手として生きていく、という示唆: http://l-phoenix.sblo.jp/article/48095106.html
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