回答終了
【外資系の保険会社について】知り合いの話なのですが、20代半ばの外資系保険会社の営業マンで、(付き合いでの飲み会やパーティーなどはあるようですが)土日も休み、拘束時間もさほど長くない(日によって20時近くなることもあれば15時で上がれることもあるとのこと)という労働環境で年収は1000万近くあるようです。 私の中では外資系の企業というのは、高給取りになれる可能性が高まる代わりに物凄く激務なイメージがあるのですが、上記のような環境はごく普通なのでしょうか? 20代半ばで年収も1000万近くあり、そこまで大忙しではないというのは意外でした。 彼がたまたまそういった企業に勤めているだけなのでしょうか。ふと気になって質問させていただきました。
150閲覧
ずっと日本に住んでいると気付きにくいんですが、世界では'年収1000万「円 」'って、もう高くないんですよ 世界でも昔は高い額でした。 でも、日本のように平均年収が何十年も変わらない国って、世界には存在しないんです。 日本において数十年ずっと'年収1000万「円」'の価値が高かったことと比較して、賃金が毎年必ず数%は伸び続けている世界では、その金銭の相対的価値はずっと下がり続けているのです。 更に実効実質為替レートでは、右肩下がりの円安が続いており、円の実質的な購買力は固定為替レート時代よりも下がっています。 ドルや他通貨ベースで、日本円での'年収1000万「円」'の価値自体が猛烈に下がっているのです。 日本企業の賃金は微動だにしていませんが、外資系グローバル企業の基本賃金はずっと上がり続けており、更に円安も顕著になっているため、外資系企業にとっては日本円で1000万支払うことは、過去と比較して非常に安くなっているのです。 アメリカ企業の平均賃金はドルベースで20年で倍になっています。 日本企業の賃金は20年で全く変わりっていません。 外資系企業はグローバル基準で昇給されており、更にドルベースで考えると円で支払える給与の額は更に上がっている。 例えば、外資系企業日本法人に務め、2010年(1$=80円)に560万円(≒7万ドル)の給与を得ていた人間がいたとします。 企業側が人件費をドルベースで考えた場合、その人間に支払う給与額を一切変えなかったとしても、今だとその給与額は1000万'円'まで上げられることになります。 更に日本企業とは違い、外資系企業の場合、この間の平均賃金はドルベースで2倍近くにあがっているのです。 外資系企業において、'1000万「円」'の価値が著しく下がっていることがわかりますかね? 結局、日本円も日本人も、過去よりもずっと貧困化しているということなんです。 日本人が「円」ベースで高いように感じている給与額も、世界からすればずっと安くなり続けている。 よって現在では、日本企業よりも外資系企業のほうが、額面上の給与額は、著しくと高い状況が作られています。 業務内容が厳しくなかろうと、為替や世界的な人件費高騰の影響で、今や日本企業よりも外資系企業のほうが圧倒的に有利です。 …終身雇用だけはあきらめなければいけませんが。
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
求人の検索結果を見る