私の職場は、溶接(co2溶接やTIG溶接)やプレスブレーキ、その他諸々の鈑金作業を行なっているのですが、女性社員が居てそ…

Question

私の職場は、溶接(co2溶接やTIG溶接)やプレスブレーキ、その他諸々の鈑金作業を行なっているのですが、女性社員が居てその子が最近結婚しました。早めに子供が欲しいらしくて、溶接ヒュームが心配で、妊娠する前に職場の異動をしてもらった方がいいのか、妊娠が確認されてから異動申請した方がいいのかを相談されました。
しっかり防塵マスクはして作業しているのですが、やはり本人は相当不安みたいで・・・
この件に関して、何かアドバイス等あれば嬉しいです。
よろしくお願い致します。

Answer 1

身体的な過労のことではなく溶接ヒュームのことだけですね。
溶接ヒュームは小さい粒子の集まりで「長時間・大量」に吸引すると肺の奥に蓄積して塵肺という障害の原因になりますが、単に埃であって吸ったら病気になるという毒ガスではありません。
工場内のヒュームの濃度が高くならないよう換気について労働基準監督署が管理しており、作業者の保護具に関しても最近は徹底されていますので狭い箱の中に入って溶接するとかタンクの中で溶接するとかでなければ殆ど心配するようなことはありません。
まして溶接作業をする人でなければ、工場内空気は綺麗とは言えないにしても危険な空気ではありません
そのように金属加工の会社では当たり前の環境ですから、子供ができるまでに溶接機の無い職場に代えてくださいと言えば「うちでは働けませんね」と言われるでしょう
現にたくさんの人が働いており、溶接ヒュームが原因で健康被害が発生した例はありません。

Answer 2

ご存じとは思いますが、溶接ヒュームは特化則の規制対象物質に指定されているので、厳重な作業環境管理が必要です。女性則による就業禁止物質ではないですが、「防塵マスク」では吸引を防止することができません。性別に関わらず、「防護マスク」が必要です。
本人が異動を希望しているのであれば、速やかに叶えてあげるのがよいと思います。