まず、司法試験はとても大変な試験ですが、必ずしも高偏差値の大学を卒業していなければなれないものではありません。 実際に、大東文化大学や帝京大学レベルの人でも、多くの方が司法試験に合格しています。 逆に、東大や東北大を出ている人でも苦戦したり、結果的に合格できない人もけっこういます。 これは、実際に自身が司法試験を受けたり、周りにそういう人がたくさんいる状況の人からすれば、当たり前の話です。 なので、司法試験の受験経験や学習経験のない方の話を鵜呑みにしない方がいいと思います。 では、なぜこういうことが起きるかというと、司法試験で求められている力は主に国語力だからです。 司法試験においては、長い文章を読み、内容を理解して、情報を整理する力や、自分の考えていることを論理的に言葉で説明する力が必要です。 しかし、だからと言って大学受験時の国語の偏差値が関係するかというと、そうでもありません。 大学受験における国語は主に評論文、小説、古文、漢文ですが、司法試験で読解しなければならない文章はこれらのどれとも違います。 刑法であれば、誰が誰を殺害し、凶器はなんだったのか、二人組だったのか等といった文章になります。 強いて言えば、現代文の中の小説系が近いかもしれません。 なので、そこまで難解な内容ではないので、毎年、中国人の方でも合格している人がけっこういます。 偏差値50を切るような学生でも、数学や理科などが満遍なくできないせいでバカ扱いされてるかもしれませんが、突出して上記における読解力や文章力の人なら、司法試験には合格できます。 逆に、全科目バランスよく勉強ができる人でも、読解力や文章力、情報を整理したりする力などが人並みだと、不合格となる可能性もあります。 なので、司法試験のためには必ずしも有名大学を卒業しなければならないものでありません。 ただ、実際にはどうかというと、やはり東大や早慶クラスの人たちが過半数を占めているのは事実です。 高偏差値の大学を出ている人は、人よりも努力できる人が多く、集中力や記憶力も高いので、司法試験において有利ではあります。 東大や早慶に受かるような人は、小学生くらいの頃からずっと勉強を続けてきているので、潜在的な持っている国語力も高いです。 低偏差値の大学の人は、そもそも勉強そのものが嫌いであるとか、苦手であまり長い時間は集中できないという人が多いので、司法試験にそもそも向いていない人もいます。 なので、今の偏差値はあまり関係はありませんが、長時間、集中して勉強することのできない人にとっては、司法試験は難しいということになります。 検察官については、司法修習時における刑事系の成績がどれくらい高いかということと、合格時の年齢が大きく影響します。 学部の学歴はどこまで見られているのか分かりませんが、学歴のみで採用の可否が決まるわけではないと思います。 ご自身の今の偏差値からすると、中央大学の法学部に入れれば、まずは目標を一歩クリアしたことになると思います。 中央はとても環境がいいので、中央で4年間勉強できれば、第三志望以内の法科大学院にはまず入れるはずです。 ただ、今の中央大学法科大学院は実績があまりよくないので、中央を卒業後、東大や一橋、慶應などの法科大学院を目指すのがいいと思います。
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判事や検察官は司法試験合格者の中でも特定の大学を出た人しか採用されません。慶応大、中央大、東大、京大、一橋大を出ていないと難しいです。
★令和元年度法科大学院未修1年次留年率★ 東京大学→33.3% 一橋大学→13.3% 京都大学→41.5% 大阪大学→22.2% 神戸大学→31.6% 慶應義塾大学→51.3% 早稲田大学→23.3% 中央大学→27.6% 日本大学→23.5% 立命館大学→14.3% 岡山大学→38.5% 北海道大学→50.0% 東北大学→56.3% 筑波大学→55.8% 名古屋大学→33.3% 千葉大学→20.0% 金沢大学→55.6% 広島大学→66.7% 九州大学→47.6% 琉球大学→17.6% 東京都立大学→28.6% 大阪市立大学→70.6% 学習院大学→53.3% 駒澤大学→63.6% 上智大学→47.2% 専修大学→73.1% 創価大学→45.5% 法政大学→10.0% 明治大学→56.5% 愛知大学→71.4 南山大学→30.0% 同志社大学→53.8% 関西大学→52.6% 関西学院大学→33.3% 福岡大学→45.5%
高2の模試の偏差値じゃどこにいけそうかなんて絶対に判断できない。それも6月の段階じゃ特にな。 今から基礎きっちり固めて1年半後、つまり3年の冬にもっかい模試の結果引っさげて質問しに来るといい。 その頃にはこんなところに来なくても自分で志望校くらい決めれなきゃ困るが… それでも今よりは精度の高いアドバイスできるわ。 受験生、特に現役生は基礎固めの後に演習繰り返していくうちに急激に伸びる。 今は正直法曹云々のことは忘れた方がええ。 大学入って1年生から、なんなら2年生後半からコツコツやっていけば余裕で上位ロースクール狙える。 司法試験の科目と大学受験の科目は全く関連性はないが、受験期に勉強に注ぎ込んだ時間、経験、感覚、熱量は必ず司法試験の役に立つ。 今のレベル(まだ高2で全然伸びるのに)で現実的に行けるところ探してさっさと司法試験の勉強したい、つまり大学受験は最低限でいいから早めに法律の勉強して少しでも有利になりたいっていう魂胆が丸見え。 スタートはもちろん早いに越したことはないが、長く勉強すればそれだけで合格が見えてくるような試験でもない。 高2のお前が今の段階で小細工しても司法試験に関しては何のプラスにもならん。 今は大学受験の基礎固めや。ちなみにやけど高3の今の段階で進研模試50前後なら終わってる。 頑張れ。今やるべきことに全力になれれば、将来絶対検察官になれるよ。
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