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心理専門職と他の専門家では、守秘義務のあり方や意味合いに違った重みが含まれているかと思いますが…

心理専門職と他の専門家では、守秘義務のあり方や意味合いに違った重みが含まれているかと思いますが…心理専門職が他の専門職とチームになり支援を行なっていく際には、守秘義務という観点で、どのような点に気をつけるべきだと思いますか? また、実際に心理職として働いている方いらっしゃいましたら、どの様な事に注意して業務をおこなっているか教えていただきたいです。お願いします。

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知恵袋ユーザーさん

回答(1件)

  • 守秘義務と情報の共有をどう考えるかという問題ですね。 1)スクールカウンセラーが、相談内容(人物の特定があるなしに関わらず)を教員と共有して良いかどうか。コレ、曖昧。 イジメ問題への対処ね。本人が「他の教員に伝えて良い」と言う条件があったうえで共有するのならば良いのは間違いないが。僕は経験がないのでみんながどうしているのか詳しくはない。 2)カウンセラーが自殺予告を受けたとき、警察他に連絡するかどうか。 コレ、曖昧。 第一義には、なんとしても自殺だけは防がなくてはならないという使命があるので、実際に助けにゆく行動が正当であるようにみえるが、はたしてそうだろうか。 ケースワーカーならば、かまわない。 しかし、カウンセラーの守秘義務を確保するには、相談室から出るべきではないのではないか。そういう線引きが必要ではないかと思う。なぜ、自殺したいという意思を邪魔する権利があるのか。 僕は、相談室から出るべきではないと思う。 3)カウンセラーが、未発覚の殺人等の犯罪の告白、あるいは殺人等の犯罪計画を警察に通報するかどうか。 コレ、実は曖昧。 これは、カウンセラーから「重大犯罪は通報する」という告知が事前になされていることがある。 しかし、これはアメリカの9・11テロから発した法律によってアメリカ国内を規制する考え方であって、法律という相対的なもの絶対視することは、価値の自由を脅かすものであると思う。 また、「重大」とは何をさすのであろうか。カウンセラーがその告白に耐えきれないだけではないかと思う。こんな馬鹿な考え方があってたまるかと思う。 殺人でも殺人計画でも、カウンセラーは守秘すべきであって、そうでないと、信頼を確保することはできない。 「殺して埋めた遺体が発見されないかどうか気になって仕方がない」という相談に対してどう対応するのか。確かに自首もひとつの方法(遺体が発見されるかどうかを悩む必要はなくなる)なのだが、それは本人が望むことだろうか? 客観的にみて本人に利益があることだろうか? だから当然、「露出していないかどうか確かめにゆくと良い」「もっと深く埋め直したほうがいいのではないだろうか」このような選択肢を用意することが大事だと、僕は考える。決めるのはカウンセラーではない。 もちろんその心を深く探っていって、殺人という行動をどう考えているのかを明瞭にすることがもっとも大事だろうと思う。 殺人計画でも同じで、一緒に方法を考えるのも良い。この場合、共謀共同正犯や共謀罪にとられる可能性があるが、カウンセラーは免罪されるべきであると考える。 4)また、心理職同士でも公共の場で事案を話すのはアウト。 このテーマでは数十年前に論文をさらったことがある。そのときの結論は、曖昧。 誰も問題に直面していないのかとも思うが、そんなはずはなく。第一、僕自身が未発覚の殺人の告白を経験している。 自殺予告だって、みんな受けたことがあるでしょう。予告電話なんかこっちが脳溢血で死ぬかと思ったわ。電話だけなら、相手の名前や居所を突き止めたりはしない。そんなことをしたら電話を切られる。相手がわかっている場合、急いで自宅に向かうカウンセラーもいるが、僕はそんなことはしない。 本人の意思が最優先なのだから、レイプの告白を被害者から受けたカウンセラーは、本人にその気がないのなら、犯人告発をしないのと同じ。これだって、普通にあるでしょ。 アメリカのカソリックの牧師が、懺悔室でマフィアから殺人の告白をうけたとして、はたして、それを当局に通報するのか? 牧師への懺悔行為は、カウンセラーの歴史的発生経過のひとつに数えられていると思う。 本人の意思の尊重や犯罪というものに対する考え方の問題だろうと思う。 人間尊重の思想を鍛えないと、上述のような考え方は全く出てこないのではないかと思う。 カウンセリングの思想は実存主義です。思想嫌いのカウンセラーが妙に多いが、自分がいったい何をしているのかわかっていないと思う。 いろいろな手法や流儀はあるにしても、相談の段階によっては「私は不愉快だ」と言えないカウンセラーは駄目でしょう。その正当性は実存主義にあるわけです。 「犯罪は社会が決める」これは社会学の命題です。これを覆すことはできない。犯罪は相対的なものなのだし、発覚しなければ犯罪ではない。こういう考え方を普通にできなければいけないと思う。僕は極左思想の持ち主なので、国家の決めたこと、大多数が決めたことに対する疑念を持ち続けている。造反有理ですね。 卑近な例をあげると、犯罪をカウンセラーが断罪することは、エイズになったことを悩む人にたいして、性行為をするほうが悪い、と突き放すのと同じことです。

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