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東北大情報物理工学部志望の現高校3年生です。

東北大情報物理工学部志望の現高校3年生です。自分は将来アメリカのIT企業で働くことを本気で考えています。無事志望大学に合格した場合、その後はやはり交換留学制度などを利用するべきでしょうか?また日本での業務実績を積んでから現地で採用を勝ち取るのか、新卒で現地就職するべきなのか、いまいち分からないことが多くて困っています。詳しい方や実際にアメリカで働かれている方など、アメリカで働くに至った流れなどを教えていただきたいです。

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回答(3件)

  • 学部卒でアメリカで就労ビザを取るのは非常に難しいので大学院まで行く必要があります。 東北大卒業後、アメリカの大学院に進学してください。卒業後にOPTが出来、そこで仕事ぶりが評価されると就労ビザを申請してもらえる可能性は上がります。 ただし、OPTは必ずできるわけではありません。雇用先が見つからなければ卒業後に帰国です。 大学卒業後に一旦就職して実績を作ってからアメリカの大学院に進むのも良いと思います。実績があると就活の際に有利になります。

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  • アメリカの大学を卒業、ドイツ、イギリスの大学院を修了後、欧米の企業に就職した者です。 まず、日本の就職システムのような 新卒=就職 といったものはありません。 欠員が出た場合に個別に募集します。 その際に、実績・成果を重視します。 では、新卒者はどうするのかというと、私もそうですが、大学院在学中に企業にインターンとして企業に出向き自己PRするのです。 多くの学生がそうです。 ですから、交換留学程度でコネが無い人はほぼ無理でしょう。 また、日本の企業の実績を掲げて応募したところでほぼ無理でしょう。 ただし、日本でpatent(特許)を取り、そりが企業にとって魅力的なものであれば就職できます。 まぁ、そんなpatentなら黙っていても向こうからアプローチしてきますが。 まず、日本の大学を卒業したら、アメリカの多くの企業とタイアップしている大学院へ進学し、タイアップ企業へインターンとして出向くことが可能性の一つです。

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  • アメリカの大手企業のIT部門に勤務している者です。自分のチームに欠員が出ると外部からの採用選考にも関わっています。IT企業ではないですが、この企業のIT部門は市場情報分析などのためにAIシステムを開発をする部門(博士号取得者が多い)があったりで全国的にもレベルが高いです。 わたし自身は日本で大学を卒業、東京で大手外資系のIT部門に勤務。数年の勤務ののちにアメリカの大学院でインフォメーションサイエンスで修士号。OPT(学生ビザのままでできる有給実習)で現在勤務している会社に採用されて現在に至ります。大学院へ留学するまで、語学留学も含めて一切留学はしていません。唯一やったのは、日本でありとあらゆる機会を使って英語を身につけ大学時代に友人と2人で1ヶ月半アメリカ一周の自由旅行をしたこと。 アメリカのIT産業で働きたい方には同じように、日本の大学を卒業、数年の実務経験、アメリカの大学院への留学をお薦めしています。 まず、日本と真逆で新卒は大きく不利になります。日本の大学卒業後に新卒で現地就職という選択肢はあり得ません。アメリカの企業は外部採用は欠員補給ベースなので即戦力を求めます。関連した分野での職歴ゼロの人は書類選考で落とされます。わたしも外部の人を雇う場合、人事の履歴書データベースでキーワード(職務に必要な技術)を入れて出てきた履歴書を読むのですが、最初に読むのがビザステータスと職歴です。アメリカの履歴書は肩書きだけでなく、実際にどのような仕事を任されていたか簡単な文章で説明してあります。それから、持っている技術と知識。それで面接に呼ぶかどうか決めます。学歴は最後に参考程度に見ます。実務経験なしだと、どんなにIT用語が羅列されていても削除ボタンを押して終わり。 アメリカに留学中はインターンシップ以外、就労が禁じられている留学生が実務経験を積むことは困難です。人材募集にインド人なども大量に応募してくる中で実務経験が数ヶ月のインターンシップだけでは厳しいです。(博士号まで取得してITの研究職に就きたいなら、大学院での研究と博士論文が実務経験代わりになりますが) また、大学院留学をお勧めするのは就労ビザの関係もあります。就労ビザは本人が申請するのではなく、あなたを採用したいという雇用主が申請します。就労ビザを申請する人があまりに多く大卒の場合は抽選。院卒は別枠があるので就労ビザを取得できる可能性が高い。雇用主はせっかく費用プラス手間暇かけて落選するとそんなので学卒より院卒を優先する傾向があること。アメリカの大学または大学院でSTEM専攻で卒業すると3年OPTができるので、現地での就活をしやすく年1度の就労ビザの申請も2回できるというメリットがあります。 交換留学制度は、利用できるなら利用しても損にはなりません。英語力を伸ばすことが日本にいるだけではできそうもないというなら悪くはないです。ですが、アメリカで就活する場合、アメリカの大学に1年留学していました、ということは大したメリットにはならないです。というのも、応募者のほとんどがアメリカの大学か大学院を卒業しているからです。 それから、日本で実務経験があると大学院留学中も有利になる場合があります。例えばわたしの場合は、日本の仕事で実際に使っていた技術を教えるクラスのTAにしてもらえたこと、たまたま在学中に進行していた大学のファイナンスシステムの新規構築プロジェクトのアナリストとして学内バイトをすることが許可されたこと(普通の学内バイトより時給は高かった)、が挙げられます。これらは全て職歴に加えることができました。 最後に、現地就職の際、IT系人材派遣会社に就職することも視野に入れておいてください。派遣というと悪いイメージがありますが、永住権を持たない外国人がアメリカで就労する場合、次のメリットがあります。 1. 一般企業の場合は欠員補給ベースなので求人数が少ない。人材派遣会社の方は使い物になりそうな人材なら予算が許す限り雇います。 2. アメリカは本人の実力の有無に関わらず、予算カットなどで突然解雇になることもあります。就労ビザは解雇されると無効になり、次の雇用主が新たに申請しなければなりません。すぐに次の就職先が見つからなければアメリカに残ることができなくなります。一方、派遣の場合、派遣先で切られても派遣会社の社員という身分は変わらず就労ビザの再申請も不要です。 3. 外国人のために就労ビザを申請する場合、同等以上の人材がアメリカ人や永住者の中にいないということを証明したり、申請費用を払ったりと、面倒なのでよほど欲しいという人材でない限り、就労ビザのスポンサーになってくれる企業を見つけるのは難しいです。職歴があまりない人でも採用してくれるような中小企業では余力がないのでまず無理でしょう。一方、人材派遣会社は、そうした手続きに慣れているということもあり会社側にとってもハードルが低いです。 4. 派遣先の職歴を履歴書に載せられる。派遣先は大企業も多いので履歴書の見栄えも良くなります。 多くの外国人は、派遣会社から始め、同時に永住権申請も行い、永住権が取れたところで正社員を狙うという方法を取ります。または派遣先で気に入られるとその企業からビザサポート付きで正社員にならないかというオファーが来ることもあります。わたしの上司と同僚1人はそのパターンで3〜5年前に派遣からうちの会社の正社員になりビザサポートしてもらって永住権を取得しています。

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