採用側は「人物の評価が同じならば、年齢が若い方がよい」と考えるのが普通です。 それは、「長い年数勤務してくれる」と期待されやすい点や、若くして高評価に至ったなら「より優秀なイメージを持たれやすい」などの理由が挙げられます。 ただし、これは「評価を決める様々な要素のうち、年齢だけにフォーカスして考えた場合」の話です。 面接の評価は全体を通じて決まりますし、他の要素で充分に逆転可能と言えますので、結局は本人次第だと思います。 なお、県庁ならばザっと調べても、採用者の年齢のトレンドを把握できそうな資料が出て来ます(市役所では見たことがありません)。 例えば、年齢別の職員数の資料が簡単にヒットした6つの県庁(東北1県・中部1県・中国1県・九州3県)について、3年間を並べてみると、18歳は192名、19歳は92名、20歳は98名、21歳は48名が採用されたと推測できました。 この推測では退職者数が反映されていませんし、ある県は19歳が最も多いと読み取れたのですが、トレンドとしては18歳が多数を占めていると考えて良いと思います。 …なお、私の住居に近い市について、過去数年の採用者の年齢情報を得られたのですが、採用者のうち18歳・20歳・22歳が約65%を占めます。 うち、20歳は全員が保育士なので、事務系職種の高卒程度では全員が高校現役となります。 全ての市が同じとは言いませんが、そうした傾向は充分にあり得ると考え、しっかりと対策を進めるべきだと思います。 頑張ってください。
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