パイロットは操縦の方法だけでなく、気象のこと、工学、英語、航空法、など空に関する知識を詰め込んでいます。 いざという時に車ならプロを呼べますが上空で整備士を呼ぶことはできないのでいざという時のために知識をつけ、トラブルへの対処を常日頃から訓練しています。 また、パイロットは学力さえあれば誰でもなれるわけではなく普通の人より高いレベルの健康が求められます。 健康面、知識面、技術面のテストが年に何回もあり、それをクリアしないとパイロットを続けることはできません。 資格さえ取ればいいわけではなく維持にも努力が必要であり、毎日勉強です。 数百人の命をたった2人の人間に任せているわけですからそれなりの責任が伴います。 パイロットはなるのも約100倍ほどの倍率をくぐり抜ける必要があります。 なんのトラブルもない、命の責任もない前提でしたら操縦方法だけ学べばいいかもしれませんが、数百人の命を預かるとなると話は別です。 資格もパイロットの資格というものはなく空を飛ぶには航空身体検査、自家用操縦士、事業用操縦士、定期運送用操縦士、航空無線通信士これら全てを取る必要があります。この資格を取るにも様々な過程があり、車の教習所とは比べものになりません。 パイロットになれるほとんどの人は早慶上智レベルを卒業した人たちです。そのレベルの学力が必要になります。 パイロットの給料が高いのはなるまでの大変さ、なってからの大変さ、責任など考慮した上での高さです。 このコロナの不景気でもパイロットだけはあまり給料が下がらない理由は他社に転職させないためです。パイロットの養成には何千万もかかっていますが資格は自分のものなので資格と経験さえ持っていればもっと待遇の良い会社に行くことも可能です。 特に中国の航空会社なんかは金だけは持っていますが人員不足ですので経験のあるパイロットを高待遇で迎えます。 日本の航空会社はわざわざ何千万もかけて育てたパイロットを海外に逃さないために給料を下げません。 人の命を預かっていない貨物パイロットはもっと給料が安いです。
なるほど:1
その操縦方法を身につけるのが大変だからですよ。 質問者さんの論法で行けば 弁護士は司法試験さえ受かれば素人でも出来ますし 医者は医師国家試験に受かりさえすれば素人でもできる ということになります
なるほど:2
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