あり得ますし、そういった事です。 面接重視の「程度」の判断は、団体ごとに異なる配点や合格者の決定方法のほか、各段階での合格率などを総合的に判断せねばなりませんから、なかなか難しいものです。 ただ、学力が仕事の能力に比例するとは限りませんので、少なくとも10年以上前から人物重視の採用を行うべき旨が識者・関係者の中で議論されてきましたし、その結果として、最終合格決定における人物試験の配点が75%以上(2020年度に配点を公表している政令市16団体の平均)との状態になっています。 …で、中には「面接での逆転などない・ほとんど筆記で決まる」なんて主張もあります。 ただ、そうした主張の人でも「公務員試験は公平・公正に行われる」点に異議はない様です(…少なくとも、配点を公表している政令市では、公平・公正に重きを置いているのは間違いないでしょう)。 ですから、「配点のとおりに逆転が起こり得る」としか言いようがありません。 なお、配点をしっかりと公表している団体は多くありませんが、大卒程度の事務系職種の筆記合格者最低点(2020年度)を引用すると、次のとおりです。 A県 100点満点で47点(警察事務)・48点(学校事務)・52点(行政事務) B県 90点満点で28点(学校事務)・37点(警察事務)・45点(行政事務) C県 200点満点で86点(学校事務)・93点(行政事務)・94点(警察事務) 意外に低いことが理解できると思います。 もちろん、点数が低いのは設問が難しいと考えられるので、「合格最低点が低い=学力が低くても良い」ことではありません。 公務員に採用される人は、「充分な(高い?)学力がありながら、人物も評価が高い人」であるということだと思います。
極端に言えばそうですが、元々最低ラインがあり、それ以下の人は足切りです。 よって、一定以上の学力の中から選ぶと言う事です。 テストのレベルが少し下がると言う事は、地元のアホちゃんが入りやすくなり、縁も所縁も無い人は好い点数をとっても入りにくくなる。悪く言えば、公然と縁故採用が出来ると言う事にもなります。 あまり歓迎できる、システムではないと私は思います。 確かに、キモいちゃんや変質体質を排除するには良いですが。
なるほど:1
採点方式にもよるかと思います。 例えば全部で3次試験まであって、1次試験が筆記試験、2次3次試験で面接だったとして、1〜3次全ての試験の点数の合計で採点する積み上げ方式もあれば、1次2次3次それぞれの試験に進むごとにリセットされて採点する方式もあります。 自治体にもよりますが、試験要項に記載されている場合もありますので一度確認してみてください。 後者の場合だと筆記試験で最低ラインさえ超えていれば、満点であろうと合格最低点ギリギリであろうと最終的な合否には影響ありません。
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