国総の筆記が超難関なのは有名ですが、それを超えて最終合格まで漕ぎ着けても、官庁訪問で内定をもらうこともまた難関です。なので最終合格はしたが採用内定はゼロで終わる人も珍しくありません。もしくは、国家公務員採用試験で最終合格した者は採用候補者名簿に3年間登載されますから、官庁訪問を一旦保留して院進する人もいます。 大学の合格実績で、国家一般は内定先が明記されていて、国家総合の方にはその記載がないということは、後者は採用漏れになってしまったか、もしくは院進等のため意図して官庁訪問を回避し内定をもらっていない可能性が考えられますね。採用漏れになったからこそ院進するのかもしれませんが…… 採用漏れになった人は、少なくともその翌年度初めに国家総合職として就職することはできませんので、望みをかけて翌年度にも官庁訪問するか、併願していた別の公務員や民間の方で就職するかだと思われます。
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国家総合職の合格者は年によっても違いますが1500-1800人程度です。一方その採用は500人程度ですから1/3も採用されません。 地方国立大やMARCH・関関同立でも二桁の合格者を出す大学はありますが、成績順採用ですから合格はできてもなかなか採用にまでは至りません。 例えば立命館です http://www.ritsumei.ac.jp/extension/about/record/#public 59名の合格者がいますが、数年に一人の採用です 総合職受験者は滑り止めに都道府県庁や政令指定都市あるいは国家一般職を受けますので、そちらに採用されたということでしょう。
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