教えて!しごとの先生
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内装工事の仕事をしています。

内装工事の仕事をしています。どうしても内装工事に関係してくる消防関係や建築基準法ですが、排煙計算や無窓階計算は数式を見てわかるんですが 細かいルールというか、決まりがわかりません。 何をベースに勉強したらいいでしょうか? 消防の本も第何種とか色々あってわかりません。 消防系の本を全て読むのはキャパオーバーなのでわかりやすいものがあれば教えてください。

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回答(1件)

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    現役の消防官です。 ちょっと理屈っぽくなります。 国の決まりは法律だけで決められません。 法律は国会の議決がなければ制定、改廃ができません。それは、ものすごい手間がかかるんです。 そのため「根幹となる大事なこと」だけを決めます。細かいことを法律で決めちゃうと、ちょっとした変更も国会を通さないといけませんからね。 で、法律で決められない細部のルールは「政令(消防法施行令など)」で決めます。これは、内閣の命令なので、内閣の承認で決まります。 実際は所管大臣が決定して内閣に諮ります。 政令でも決められない、例えばタイムリーに改正などをする必要が出そうなものや、細かな話は省令(消防法施行規則)できめます。 これは所管大臣の決定権限なのですが、実際は省庁の事務担当の課長などが決定して、最終的に大臣に決定してもらいます。 そこから先は、告示や規則といった、こまごました(どこの電球の明るさは何ルクス以上とか)話を決めます。 で、消防は市町村の担当事務なので、一定のルールは市町村で作っていいですよという決まりがあります。 これを受けて、市町村の火災予防条例、火災予防規則で定めるものがあります。 しかし、条例も市町村議会を通らないとダメなので面倒です。 で、最終的には消防本部が作る「市町村火災予防条例運用基準」や「市町村消防用設備等運用基準」に細部が書かれているんです。 さらに、消防の規制は(建築ほどではないですが)難解です。法令集を見ながら考えないといけません。 消防に関して言えば ①消防関係法令集(消防六法)か、消防設備六法 ②主に仕事をされる自治体の火災予防条例、火災予防規則 ③火災予防条例運用基準と消防用設備等運用基準ですね。 後の細かい話は、消防署に事前相談する時に質問しましょう。

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