来年度、教職免許取得のために教育実習を希望しています。

Question

来年度、教職免許取得のために教育実習を希望しています。2週間の教育実習で高校の教員免許が取れたとして、将来教育実習＋1週間をしなくても
中学の教員免許を取る方法というのはないのでしょうか？

Answer 1

私は教育実習を３週間やりましたが、高校の教員免許しか取れて居ません。
実は"最低"２週間で高校の教員免許、"最低"３週間で中学の教員免許の為、私の場合は３週間やっていましたが高校の教員免許しか条件を満たせませんでした・・・。

さて、高校の教員免許しか取る事が出来ない人が中学の教員免許を取ろうとする場合、以下のようにな方法があります。

①高校で教師として指導経験を積む
②資格試験に合格する
③特別支援の中学生に指導する
④ピアノや竹細工を極める
⑤校長先生と仲良くなる

①の指導経験を積む事は、実際の教員になってしまえば簡単です。
他の回答者の方も言われて居ますが３年も勤務すれば中学の教育実習分の単位の代わりにはなるでしょう。

②の資格試験に合格する件ですが、教員免許には"資格特例"があり、例えば航海士の資格を持っていて
実務経験を積めば高校の商船の教員免許が申請だけで貰えるというような物があります。
中学の免許を希望ですので、例えば無線１級の資格をゲットすれば、中学技術の教員免許を取得できるでしょう。

③の特別支援の中学生の指導に関してですが、中学校の教員免許は基本的に大学等で勉強する方法しかゲット
出来ません。(②や④の方法は除きます)
しかし、特別支援学校の教員免許は筆記試験と実技試験に合格すれば教員免許をゲットできます。
ちなみに特別支援学校とは盲学校や聾学校、養護学校のような目が見えなかったり話せなかったりする生徒を
指導する為の学校です。当然年齢的には中学生の生徒も居ますので、指導が必要ですがこの指導に
特別支援学校の教員免許が必要です。これは試験で取れる教員免許なので、これを試験で合格し、これら学校で
経験を積めば、以後は①と同様の流れになります。

④のピアノや竹細工を極める方法ですが、教員免許の特例として中学音楽と中学美術限定で
教育実習の単位は２週間分で良いと言う決まりがあります。
ただし、これは中学の教育実習の単位は本来５単位で高校は３単位ですが、２週間の教育実習の場合、
３単位しか当然取れません。音楽と美術の特例は、正しく言うとこの差分の２単位だけ"別の教科に関する科目"
の単位を追加で取得する事によって充当できるだけです。
（例、教育実習５単位、ピアノ１０単位が必要に場合、教育実習を３単位にするとピアノが１２単位必要になる）
よって２週間でＯＫにはなりますが、変わりに何か１科目程度の履修が必要になります。

最後に⑤の校長先生と仲良くなると言う方法ですが、仲良くなるとお願いするだけで教員免許を貰えます。
これは大学等で取得する免許は"普通免許"と言いますが、校長先生にお願いすると"臨時免許"と言う形で
免許が教員免許が貰えます。
これは普通免許の先生を採用しようとした時に残念ながら良い先生が見つからず、良い人はいるけど
教員免許をその人が持っていない場合、校長先生が教育委員会に推薦してくれて書類に不備が無ければ
教員免許が６年の期限付きで交付されます。
６年で無くなりますが指導経験は貯まりますので①の方法で普通免許をゲットできるでしょう。

以上、色々裏技が有りますので頑張って下さいね!!

Answer 2

教育職員免許法上では、（かいつまんで書くと）
３年間以上教壇に立った経験の有る場合は、
教育実習が免除される場合が有るとなっています。

なので、例えば高校に勤めて３年経った場合は
教科教育法や介護体験、教科に関する科目の単位さえあれば
教育実習は行かなくてもいい場合があります。

場合が有るというのは、例えば
専任教員として週６日間、教師としての業務を３年間した人と
非常勤講師として週１・２回、教師としての業務を３年間した人では
当たり前ですが同列には扱えないことが有るためです。

自分が免除の対象となるかどうかは
教育委員会にたずねてみると良いでしょう。