会計、税務、経理・財務分野に特化した人材サービス会社の転職エージェントがお答えいたします。 弊社は会計・税務・経理・財務分野に特化したエージェントですので、会計職へのキャリアチェンジを目指す方からの相談を多くいただいております。今までに相談を受けた経験をもとに記載させていただきます。 まず、「未経験でも経理職に正社員として就けるのでしょうか?」という質問に関してですが、未経験から経理職へのキャリアチェンジを叶えている方は多くいらっしゃいますので、可能です。 ただ、コロナの影響もあり、「専門職」という安定性から経理職を志す方は増えており、それにともなって採用ハードルが高くなっていますので、その点ご理解いただければと思います。 また、「日商簿記2級は、転職に有利な資格となってますが本当でしょうか?」という質問に関してですが、経理職への転職においては、無資格もしくは日商簿記3級保持者よりは「有利」となります。ただ、他の回答者様の回答にもあったように、他候補者の方も同様に日商簿記2級をお持ちの場合がほとんどになりますので、大きく有利になるということにはなりません。どちらかというとキャリアチェンジのスタートラインに立ったというイメージの方が近いです。 最後に、キャリアチェンジを目指される場合の補足を記載させていただきます。 年齢や職歴などにもよりますが、キャリアチェンジは早ければ早いほど叶いやすいので、さらに日商簿記1級を取得してからとかではなく、現時点から積極的に行動されることをおすすめいたします。 資格以外にも、経理への想い・これまでの業務の取り組み方・コミュニケーションスキル・語学力などキャリアチェンジの際にアピールできる項目は多くありますので、そちらを整理の上、チャレンジいただければと思います。 キャリアチェンジを叶え、経理職としてより良いキャリアを築いていかれることを、陰ながら応援しています。
なるほど:2
応募したい会社の規模にもよりますが、経理職の正社員募集では日商簿記2級取得は一つの応募条件のラインとして見ている企業が多いのは事実です。 ですので、特に経理未経験であれば日商簿記2級は持っておいたほうが良いです。 私はフリーターをしていた頃、バイト仲間から簿記というものを聞いて知りまして「会社の儲けや損が分かるのか。面白いな」と思ったところから学びはじめ、未経験でしたがハロワで見つけた個人の税理士事務所に入所しました。24歳の頃です。 はじめは誰でも、どんな仕事でも未経験です。 未経験だから資格があってもダメという人が多いですが「あなたも初めは未経験者でしたでしょ?」ですよね。でも何かしらの仕事に就いているわけで、未経験をカバーするためにも資格は持っていて損はないです。 日商簿記2級もそうです。 有利、不利についても、人それぞれですが、当該資格を持っていれば応募条件を満たすのであれば、それは「有利」な資格です。持っていない人よりも断然有利な扱いを既に受けているわけですので。 ただ、未経験での採用となると「年齢=若さ」が何よりも最大の武器になります。資格など応募条件の最低ラインで十分です。 日商簿記1級所持の30代前半大手企業の経理経験者よりも、24歳、25歳の日商簿記2級取得者、さらには19歳や20歳での取得者で未経験のほうがはるかに有利です。 そして、事務職と言えども、笑顔と会話能力(コミュニケーション能力)は必要です。いくら日商簿記1級を持っていても暗い性格や雰囲気の人は採用を勝ち取るのは難しいです。 経理職への転職・経験を積む勝負の時期は20代です。 日商簿記1級は難関と言いましても、別にそこまでの資格が無くても経理職は出来ます。検定試験ですから。検定試験:自己のスキル証明資格 大学新卒時、大証上場企業に勤務→フリーター→税理士事務所勤務→東証1部上場の不動産会社に勤務(宅建士と管理業務主任者の国家資格取得)6年半勤めて→今は地元に帰り従業員数1,500名程の規模の物流会社で経理職兼総務職をしています。 税理士試験科目の簿記論と財務諸表論は自己啓発として取得しましたが、社内では「そうですか」程度の扱いです。まぁ、経理職から外されることはないでしょうけど。 それよりも物流会社では「法律上一定数の有資格者を社内に設置しないといけない」という国家資格の取得のほうが扱いは上です。 ですので、 運行管理者(貨物)・・・受験、合格して運輸支局に選任届出済 第一種衛生管理者・・・受験、合格して所管の労働基準監督署へ選任届出済 そして、講習を受けるだけで取得できる甲種防火管理者やボイラー取扱技能者は消防署に届出済。 これらは全て社費でかつ出勤扱いで取りましたが、前職時代に取得した宅地建物取引士資格も貸倉庫の賃貸借契約書の作成・契約締結、用地仕入れ等の売買契約書類のチェック等で今の仕事でも活かされています。 これが検定と免許との違いです。 日商簿記1級や全経簿記上級を取る努力を時間をかけて行うよりも、早く若い年齢のうちに良き会社に入社出来るよう、日商簿記2級を取った時点で就活・転職活動をすべきですね。 高卒の方は日商簿記1級や全経簿記上級を取得しないと税理士試験は受けられませんが、どうせ取得するのであれば税理士試験科目の「簿記論合格」という肩書のほうが経理職や簿記会計に携わっている人は驚いてくれますので。 事務系職種での正社員採用への就活・転職活動は日商簿記2級と笑顔、そしてしっかりとした受答えが出来る姿で十分です。 逆に日商簿記1級や全経簿記上級を持っているからと言って、多大な評価はされません。 そのようなものです。結局はいくら難関な資格を持っているだけで採用したりはしないので。 ある水準の資格(応募条件:日商簿記2級)を満たしていれば、あとはその人物の評価ということです。 日商簿記2級=私は十分に有利な資格だと思いますよ。
なるほど:1
無理。一級なら未経験でも可能。
経理以外の職種希望なら、多少は有利になりますが、簡単に取れるので多少です。 経理の場合は未経験で簿記2級もないと応募すらできない求人だらけです。あると有利ではなく、ないとチャンスが激減する資格です。
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