解決済み
警察官採用試験(難易度・勉強期間)について質問。 地方公務員試験(大卒)の難易度を10とした場合、 警察官試験(大卒)の難易度はどのくらいになるでしょうか?また、正社員として仕事をしながら試験勉強をするとなると 最低でも1年間は期間を考えたほうがいいでしょうか? ちなみに、警察官の試験勉強は過去にしたことがなく 大学を卒業して4年がすでに過ぎている状況です。 受験経験のある方などの回答お待ちしております。 よろしくお願いします。
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まず、はじめに指摘させていただきますが、警察官も「地方公務員」のひとつです。 ですから、質問にそった回答をすることはそもそも不可能なわけです。 ただいえることは、警察官になるのは、「難しい」です。 せっかくですので、以下、ためになるであろう回答を端的に記したいと思います。 「地方公務員」には各都道府県の警察のほか、県庁、市役所、東京都職員、特別区、各自治体の消防など様々な種類があり、それぞれ試験の難易度が違います。大抵、一次が筆記、二次が面接というかたちです。筆記については、警察、消防、一部市役所は教養試験(世界史、数的処理など10科目ほど)のみですが、ほかは専門試験(民法、行政がなど10科目ほど)というものがあります。 ただし警察と消防には他にない体力試験と割りあい平易な論文試験があります。 前者の警察のほうは、より特殊です。 どこの警察も一次試験は比較的通りやすいのですが、二次試験において、人物および家庭状況の厳しい適性調査があり、そこでごっそりと落されます。とりわけ、前科者や某政党にかかわりがあるような場合はおそらく高確率で二次で不合格にされるものと思われます。具体的な数値を示すと、警視庁の19年度試験の男性警察官の平均倍率は8倍ほどだったかと思います。 むろん、自治体によってはもっと高かったり低かったりもします。まあ、警察官はもっとも多く必要とされる公務員ですから、採用数が多く、ほかの公務員に比べ採用試験の倍率は低く、難易度も低いとされがちです。 しかし、これが一番重要なのですが、警察官採用試験に合格することは、あくまで警察学校への入校許可を得たということに過ぎず、警察学校での6ヶ月または10ヶ月の厳しい研修を耐え切ることが、本当の採用試験合格と考えるべきです。警察学校で辞めていくものは大勢いると聴きます。 その意味で、警察官になることの難易度は非常に高いといえます。 とにかくは、難易度よりまず、警察官とはどういった公務員なのか、から調べてみてはどうでしょうか。 試験対策はそこからはじまります。
なるほど:8
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