資格が就活で不利になる事はありますか？ 友達は税理士を目指していますが、彼女が、「税理士試験に全ての教科で受かると逆…

Question

資格が就活で不利になる事はありますか？

友達は税理士を目指していますが、彼女が、「税理士試験に全ての教科で受かると逆に就職先がない。仕事の経験がなく企業は使えないが、資格を持ってるから給料は高く出さなきゃいけないから。だから私は一部合格を目指し、就職してから残りを受ける」
と言ってました。

本当ですか？
これは税理士に限っての話でしょうか？

Answer 1

これが本当だとしたら、それは税理士試験に合格していることで厚遇を図ることを余儀なくされる企業より、厚遇でなければ承知できない応募者側の姿勢に問題があるといわざるを得ないですね。

プロの野球やサッカーの世界だけなんですよ。実績皆無の新人をランク付けして初任給にまで大きな格差をつけてしまうのは。普通の企業にはあそこまで極端なことはできないし、要求する方の倫理自体もまた無茶です。

なので試験には全科目合格していても、「ゆくゆくはこの資格を活かして御社に貢献させていただく所存にはございますが、なにぶん実績も皆無のことですので、待遇面に関しては他者同様の線から始めていただければ幸いと思います」と謙虚に語れば採用側もマイナス点をつけようがないし、かえって全科目合格済みの魅力は増すに違いありませんね。

※しかも「資格手当」の制度が確立している企業の場合、国家資格でもたいていは数千円レベルですよ。合格直後で実績皆無の状態だとしたら、いきなり専門職登用されようと思うからギャップが生じてしまうんです・・・

Answer 2

税理士に限らず資格全般に言える事です。特に、今までフリーターだったのに税理士資格や日商簿記検定1級を持ってしまっても、年齢や経験のなさを理由に就職を断るケースが日本では特に多いです。

正直おかしな話ですが、日本の労働慣習なので仕方がありません。この分野での改革は絶対必要なのでしょうが。このあたりは、派遣村村長の湯浅氏や日本共産党が散々に指摘しているところですが。