解決済み
司法書士試験について合格者、現役の先生に質問させていただきます。 独学にて資格取得を目指し、この夏から勉強を開始しました。仕事と勉強を両立させていますので、月の勉強時間はおよそ100時間弱になります。宅地建物取引士及び行政書士には独学にて合格をしています(H29年度H30年度)。最終学歴は高校卒で、法律は初学からはじめています。 上記試験の後に法律の勉強はしていませんでした。 現在のレベルは、司法書士試験R2年度試験の過去問午前の部を無勉で試しに解いてみたところ、20/35でした。午後の部については今回が初の法律科目となります。 まず、不動産登記法から勉強を開始し、勉強方法はオートマシステムのテキストと過去問を交互に読むというようにやっていますが、あまり効率がよくないような気がしています。記述のテキストも少し読みましたが、まだまだ対応できるレベルにはないように感じています。 そこで2点質問させていただきます。 1.午前の部が20問しか解けていないレベルであれば、まず民法等の復習からやるべきか 2.このまま不動産登記法をやることを優先するべきであると考える場合、独学ではどのような方法が効率的か 以上、2点につきアドバイスをいただければ嬉しく思います。よろしくお願いします。
1,696閲覧
令和2年度合格者です。 法律初学、フルタイム兼業、1発合格、大卒ですが理系、独学(模試は受けました。)という感じです。 ①テキストについて まず、オートマをおすすめしません。 私はオートマが合わずに、リアリスティックシリーズに乗り換えました。 質問者様と同じように、オートマテキストと過去問集を交互にやっていましたが、効率が悪いと感じていました。 乗り換え後のリアリスティックシリーズは、非常に体系的にまとめられていて、理由づけも多く、誤植もほぼなく、非常に学習がしやすいです。 夏から始められたのであれば、乗り換えを強く進めます。 ただし、もちろん個人の向き不向きはあります。 個人的におすすめはリアリスティックですが、なにより重要なのは、これから千時間以上の学習を共にするであろうテキストを、十分な吟味をして選ぶことです。時間やコストをかけてでも、ここは入念に行うべきです。 有名どころのテキストの民法1冊目を一冊ずつでも購入して比較する価値もあると思います。 ②学習の順番について まだ民法のやり直しはしなくて良いと思います。 司法書士試験合格を山に例えると、まだ1合目にも到達していません。 一旦、全範囲の学習を回してみて、山の高さをぼんやりイメージできるようになりましょう。 これから学習を進めていく中で、学習に対する姿勢や、モチベーションの維持のために、最終到達地点の高さを体感しておくことは重要です。 記述のことにも触れられていますが、今はさっぱり分からなくて良いです。 私は、試験の3ヶ月前ぐらいから本格的な勉強を始めました。(←これは真似しない方がよいです。もっと早い方が良いです。) ただ、どの年度のものでも良いので過去問を読んでみて、模範解答を一度ボールペンで書き写してみてください。 どういった内容を問われるのか、どのぐらいの文量の回答になるのかを知っておくことができて、それによって不動産登記法や商業登記法の択一の学習の効率を上げることができます。
他の回答者様と異なる意見です。 >1.午前の部が20問しか解けていないレベルであれば、まず民法等の復習からやるべきか 民法の復習からやった方が良いです。 まず、ひとつの理由として、不動産登記法には民法の応用の面があり、民法を完璧にしておいた方がスムーズに理解が進みます。 次に、全体の学習時間を見積もりやすくするためというのがあります。 行政書士を持っていると言うことで、民法の知識はある程度あるから飛ばしたのだと思いますが、司法書士試験と他の試験では出題傾向が異なり、質問者さんの想定をはるかに超えるボリュームがあるかもしれません。 司法書士試験に合格するには、ぼんやりと理解できているという状況を許容してはいけません。完璧を目指すのが基本です。 この、ぼんやりと理解できている状態から完璧に持って行くのには、途轍もない努力を要するわけですが、全ての科目がぼんやりでは、いったい、どれだけ努力すれば合格できるのかがまるで分りません。 民法を完璧にすれば、民法は司法書士試験の試験範囲の4分の1近くを占めていますから、その4倍程度の努力で合格に届くのだと見通しを持った学習が可能となります。 ※実際には、記述もありますし、他の科目を学習し始めると民法の知識を忘れますので民法の復習も必要なことから、見積りを大幅に上回る努力が必要になります。 >あまり効率がよくないような気がしています。 私は、必出3300選というサブテキストを使用していました。この教材は実際にかなり有用で、オートマシステムと交互に使用することで、学習序盤は特に理解が捗ります。 ただし、この教材には問題点もあり、知識が絞られているので、実際に合格するには、過去問等から知識を補う必要があります。そうすると、使用する教材がオートマシステムとサブテキストと過去問になってしまいます。使用する教材が多くなると、直前期になって知識を詰め込むには効率が悪くなります。ここで効率を上げる為に、必出3300選に、書き込みや付箋貼りをするという手がありますが、書き込みや付箋貼りに手間がかかるという問題があります。
他の方もおっしゃっていますが、全くの初学者で、独学はかなり厳しいです。 費用面をお考えとのことですが、月額3300円の小泉司法書士予備校はいかがでしょうか。10か月は最低受講しないといけないようですが、他の予備校に比べて、かなりの破格値です。小泉先生は、私もお世話になったことがありますが、とても受験に精通されたいい先生だと思います。元はLECの先生でしたが、いつのまにか独立されていました。別に回し者ではないです。小泉司法書士予備校で検索したら、出てくると思いますので、そちらで一度見て頂いて、ご自身に合うようでしたら、受講されてみてはいかがでしょうか。
私が言うのもなんですが、効率を考えて取得を目指しているとのことですから通信講座とか使ったほうが良いと思いますよ。独学合格者は極めて少数でした。 当たり前の話ですが、試験というのは点数を取れるようにすれば良いだけです。解けなければ調べる。私はそれしか考えてませんでした。
< 質問に関する求人 >
司法書士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る