現役の地方公務員です。古い話になりますが、地方上級と国家Ⅱ種(現一般)に合格しました。 結論から申し上げますと、都庁における、一般的な上級職試験(1Bというのですか、昔に比べずいぶん細分化されていますね)の方が難しいです。 もともと都庁は、ほぼ転居を伴わない異動で済む(島への異動はありうる)とか、ダイナミックな仕事に携われる、という理由で人気が高かったのですが、昨今学生さんの東京志向が強まっていることを考えると、ますます難易度が上がっているように思われます。 一方で、国家一般は、いわゆるノンリャリアのため、出世に限界がある(最高で本省庁の課長補佐職まで)ので、都庁をはじめ地方上級よりはやや人気が劣るかな、いったところでした。しかし通常、ひとつの地方(北海道、東北、関東、中部北陸、近畿、中四国、九州・沖縄だったか)内での異動で済みますし、ストレスのたまる市民対応があまりないということで、近年は人気が高まっているとも聞きます。こちらもきちんと勉強しないと合格は難しいでしょう。 なお、国家一般の場合、試験に合格すると行きたい官庁を選ぶことになりますが、そのうち警察庁については、若くして責任あるポストにつける(地方警察に出た場合)という理由で、特に人気が高く、今でも難関かと思います。事実、私が警察庁を訪問した(呼ばれた)とき、周りにいた受験生は、みな地方上級合格者でした。
そうだね:1
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