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なぜ近年になりキャリアビジョンやキャリアアンカーが重視されるようになったのですか?その要因について調べないといけないので解答よろしくお願いいたします。
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キャリアデザインという形に読み替えて求められる要因を説明します。 日本国内で言うと3つの要因があります。 1.寿命が飛躍的に延びた 2.終身雇用が難しくなった 3.人口がこれからも減少していく 順番に説明すると、 1.寿命が飛躍的に延びた ・寿命が延びたので、定年退職後も働くことを考える必要がでてきた。 ・会社を定年退職した後も、仕事を見つけて働けるように、次の仕事先の業務に必要な知識やスキルを身につけておくことが求められる。 2.終身雇用が難しくなった。 こちらは企業側の視点で考えます。 寿命が延びたことで、定年退職の年齢が延びています。 したがって、企業は従業員を長く雇う必要があり、年功序列での賃金体系や定期昇給を前提とした給与体系を維持することができなくなっています。 つまり、 ・変化に対応でき、新しいことを継続的に学べる人材を企業は求めている。 ・ミスマッチ人材のリストラや外部人材の採用など、雇用の流動化が当たり前になった。 ・雇用の流動化が前提の社会では、働く人のキャリアが重要になってくる。 3.人口はこれからも減少していく 人口はこれから減っていきます。 統計からハッキリわかっている事実です。 この危機に手を打つには、戦後の高度経済成長期に導入された基本的な働き方およびバブル崩壊や数度の経済危機のあと導入された、成果主義や株主優遇による資本主義を見直す必要があります。 したがって、長時間労働の是正、正規・非正規雇用の格差是正、従業員が出産や育児がしやすい環境を作る社会構造に変わっていくべきでしょう。 つまり、 ・出産育児などのライフイベントに寛容な社会にしていく上でも転職や復職がしやすいようなキャリアデザインが求められている。 ・人口減少という社会課題に手を打たない会社は、労働力を確保できないため事業が継続できない。 上記3点が、働く人のキャリアデザインが求められている大きな理由です。 キャリアビジョン、キャリアアンカーは、キャリアデザインをする前の方向性や軸を指しています。 仕事をする上で、その時々のあなた自身の揺るぎない価値観でしょうか。 結婚したり子供ができたり病気をしたり、その時々で、価値観は少しづつ揺らぎながら変わりますが、あなた自身の譲れない価値観の軸と方向性を、しっかり考えたり感じたりして把握することが重要ということではないでしょうか。 今の若い人には、将来のキャリアについて明るい展望と安心を与えることが本来は大事なのでしょうが、時代の変革期なので、このような話が必要になっていると解釈しています。 ご参考まで。 技術士 40代
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