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やはり、まずは日商簿記2級の取得からではないでしょうか。 私の場合、新卒で勤めた会社を辞めた後、一時期フリーターをしていました。そのときにバイト仲間から簿記というものを聞いて知りまして「会社の損得(損益)が分かるのか。面白いな」と思ったことから簿記の勉強を始めました。 市販の書籍で6月に日商簿記3級、11月に日商簿記2級と全経簿記1級を取り、ハロワで見つけた税理士事務所で働きました。翌年3月に建設業経理士2級を取ったあと、給料があまりにも安くてアパートの家賃さえ支払うのに苦労したことで、「やっぱりお金だ」「お金が無いと何もできない」「お金が欲しい」と思い、稼げる業界を探して不動産業界に目を付け、10月に宅地建物取引士を受験、12月に合格したので税理士事務所は1年で辞めて東証1部上場の不動産会社へ転職しました。 24歳から25歳の頃です。 それまでは、資格は運転免許くらいしか持っていませんでした。 宅建士受験時は、あまりにお金が無かったので過去問はBOOKOFFで新しめの問題集を買って学びました。 大手不動産会社に中途入社後、損保資格(損害保険募集人資格)を取り、会社が資格取得を奨励していたマンション管理の国家資格の管理業務主任者を取得しました。 簿記の資格をメインに取りたいと思っているのであれば、お薦めなのが管理業務主任者という国家資格です。 大原簿記、TAC、LEC、ユーキャンなどにも資格講座があります。 管理業務主任者の国家資格には簿記の試験問題が出題されます。この国家資格は分譲マンションの管理組合と管理委託契約を結ぶときに、その契約前の重要事項の説明、委託契約書への記名押印、総会での決議事項の説明時に資格者証を提示など有資格者でないと出来ない業務が法律で定められており、管理業務の中に分譲マンションの修繕積立金、管理費の入出金管理の業務もあるため、簿記の試験問題が出題されます。 簿記は、日商簿記3級レベルです。個人事業主=簿記3級、株式会社=簿記2級とは違い、非営利会計と言われる簿記会計です。労働組合の会計などに出てくる予備費という科目などが出てきます。 簿記を中心に資格を取得するのであれば、日商簿記2級→次、または同時に建設業経理士2級→簿記繋がりで(国家資格)管理業務主任者→民法等法律繋がりで(国家資格)宅地建物取引士という取得でもよいかと思います。 宅建士も賃貸・売買の契約の際に重要事項の説明、契約書(37条書面)に記名押印出来るのは宅建士のみという独占業務も持つ国家資格ですので、人気の資格です。 なぜ、宅建士もかと言いますと、これは管理業務主任者の国家資格と権利関係(民法)等で学習範囲が重なる部分があるからです。 せっかく管理業務主任者に合格するレベルまで不動産系の法律を学んだのならメジャーな宅建士は取っておくべきです。 本来なら、不動産系の国家資格の取得は、まず宅建士→次、または同時に管理業務主任者という流れでの資格取得となります。 今年2021年4月から新たに賃貸不動産経営管理士という資格が新国家資格となりました。この国家資格も取得計画に組み込むと、10月に宅地建物取引士、11月に賃貸不動産経営管理士(なお、宅建士を持っていれば講習を終了するだけで同じ業務:賃貸管理ができます)(マンション管理士の国家資格試験も11月にあります)、12月に管理業務主任者と、簿記資格と不動産系国家資格で固めれば、将来的に事務職で働き続けるにしましても安泰かと思いますよ。不動産業界は他の業界よりも給料水準が高いですし。 私の場合、簿記に興味を持ったことで、 何の技・技能も持っていなかったところから、 簿記会計知識:日商簿記2級・建設業経理士2級 不動産法律知識:宅地建物取引士・管理業務主任者 この4つの資格取得+実務経験で20代中盤以降、収入や生活の安定を手に入れることが出来ました。 「芸(ワザ)は身を助ける」です。 現実的に勉強すれば合格できるレベルの資格で、とのことですが、私が取得した4つの資格+賃貸不動産経営管理士は、独学で合格できるレベルです。 日商簿記はどの教材を使用したか忘れましたが市販のメジャーな教材でした。建設業経理士2級は、定番で今も販売しているかと思いますがTACのテキスト&問題集が1冊になった書籍を使用。宅建士は当初はTACを使用しましたが、法律の学習は全くの初心者でしたので???と思うことが多くて、思い切って8月終わりから「らくらく宅建塾」シリーズに変えましたら、物凄く分かりやすくて、分野別問題集、直前模試編、過去問はBOOKOFFの中古本で合格できました。 管理業務主任者は楽学管理業務主任者を使用しました。 ちなみに、24歳のとき簿記と聞いて、ボキ?何それ?、そして漢字さえも書けませんでした。バイト仲間は深夜まで遊んでいるのに、自分はアパートに帰って夜は勉強・・・頭は回らないし、計算機も打つのが遅い、つまらない、眠たい、しんどい、と何度も勉強を辞めようと思いました。 ですが、振り返ってみると「あの時勉強をやっていなかったらとんでもない人生になっていた」と思ってきます。 6年半、大手不動産会社で営業職をしましたが、今は地元へ帰ってきて、従業員1,500名程の規模の地元では優良(創業70年程)と言われている物流会社で総務職兼経理職をしています。簿記知識も宅建士の法律知識も活かされています。 資格は中途入社後に社費(受験料・交通費会社負担、出勤扱い)で、これも法律で一定数の有資格者を社内に設置しないといけないと定められている運行管理者(貨物)と第一種衛生管理者の2つの国家資格を取得しました。 この資格のレベルも独学で合格可能です。私はユーキャンの市販本で学びましてこの2つの資格を取りました。ユーキャンの市販本、ビックリするほど分かりやすくて驚きました。良いテキストです。 これら取得してきた資格の中で一番難易度が高いのは、やはり宅地建物取引士ですね。 運行管理者(貨物)は運行計画・管理をする仕事に関係して必要な国家資格で車両台数(30両に1名)によって有資格者を設置しないといけないと運送事業法で定められています。今は基礎講習を受けて受験資格を手に入れ受験する学生も大勢います。基礎講習受講者の9割が受験資格を得るために受講しています。私は実務経験(1年)で受験しました。 車好きなら、お薦めの国家資格です。運送会社で事務職をするなら、かなり有利な国家資格です。 第一種衛生管理者は、受験資格が最終学歴+実務経験年数の制限がありますのですぐには受験できません。50名以上の従業員(パート、アルバイトも含む常時働いている人)がいる会社では安衛法によって一定数の有資格者を社内に置かないといけません。 今勤めている会社に中途入社して1年後の8月に第一種衛生管理者を受験・合格・所属部署の所在地の労働基準監督署へ有資格者として届出、翌年3月に運行管理者(貨物)を受験・合格・運輸局(運輸支局)に有資格者として届出、その後は講習で取れる甲種防火管理者とボイラー取扱技能者を取得して消防署へ有資格者として会社側が届出をしています。 そして、自己啓発として、税理士事務所に居た頃には取れなかった、税理士試験科目の簿記論、財務諸表論の2科目は大原簿記とTACの通信講座で学んで取得しました。お金は、ここ(税理士科目試験)でたくさん使いましたよ。さすがに独学では取れない資格です。 ここまで来ましたら、事務職ですが総支給額の固定給部分で月32万円、賞与はコロナ禍の中ですが、この夏も60万円以上支給です。昨年冬も60万円以上ありました。 「何か学ばないと」と思ったときが「気づきの時」「人生の分岐点」です。 私は、もう24歳、25歳の頃には戻りたくありません。何の取柄もなかった自分が嫌です。 興味を持つことが出来て学んでいても、辛かったですから。 あと、貧乏も嫌です。貧乏でいると心が荒んできます。 大手不動産業界に居たときには20代後半で店長も経験して総支給額で月50万円以上、賞与は大きく成果報酬が入った半期で多い時には300万円はありました。日中は接客応対、物件案内、夜は営業会議、契約書類のチェック、あと深夜までの付き合いの飲みで体調を崩して入院したことから「この仕事も長くは続かないな」と思って退職しました。 このとき、稼ぎに稼いだお金は中古の分譲マンションを買って今法人等に賃貸し副収入としています。 「自分は何ができるのか(出来そうなのか)」「何がしたいのか(何を身に着けて生きていくのか)」を明確にした人ほど、早くに安定した仕事・生活を得られています。 25歳の手前、24歳の頃は、運転免許しか持っていなかった私でしたが、それでも、その都度、必要な知識=資格を身に着けてきたことで、今のポジションを手にしています。職場内でも働きやすいです。ですので転職癖と止まりました。 日商簿記3級が合格できる方であれば、あとは必死さとやらなきゃと強く思う気持ち(意識)があれば、これらの資格は取得出来ると思いますよ。 個人の能力というよりも必死でやるかやらないかだけです。 何もしなければ、5年後、10年後、何も変わっていません。 今は普通に生きていくだけでも大変な、世知辛い世の中ですよね。 今、この時を頑張ってみてください。
建設業経理士2級。 試験合格後に登録講習を受講して登録者証を受ける必要はありますが建設業経理士2級合格者でも経審点のアップ(加点)対象となるので同じ簿記検定2級でも日商2級合格者より魅力的な感じがします。
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