解決済み
簿記検定そのものは決算書作成のための技術ですから、作成プロセスを知っていることは読解するための基礎にはなります! 要するに作成プロセスを知ることにより、勘定科目の意味等も含め読解しやすくなります! また、決算書読解ならビジネス会計検定の方がピンポイントです!
日商簿記1級取得者です。 日商簿記の学習をすれば、もちろん、財務諸表は読めるようになります。 でも、そのままだと、それっきりです。 簿記を学ぶ真髄や醍醐味は、財務分析、たとえば、損益分岐点分析などができる、あるいは分かるようになるところにあります。 つまり、財務諸表の数値を元にして、多角的な将来予想を行ったり、あるいは、投資などの意思決定を行う判断材料にする点にあります。 なぜなら、財務諸表はいわば会社の健康診断書だからです。 大学の商学部や経営学部で学ぶ専門科目でいうと、「財務分析」や「経営分析論」などと呼ばれる科目がそうです。 これらは簿記の知識がひととおりあることを前提にしています。 財務諸表から得られる数値から、ROE(自己資本利益率)などの財務指標を割り出し、駆使して、自分の意思決定に役立てる。 そのための前提として、日商簿記検定などを通じて簿記を学んでおく意義があるわけです。 ちなみに、簿記は「ビジネス社会の共通言語」などと揶揄されることがあります。 勘定科目は単語、会計原則を文法に見立てると、そうなります。 でも、言語はツールに過ぎないので、何のために役立つのかが重要です。 それがまさに「財務分析」や「経営分析論」なのです。
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