学校司書で教員免許を持っている人は、少数派です。 学校司書養成のモデルカリキュラムでも、教職課程は含まれません。 質問者さんは、学校司書と司書教諭を混同していらっしゃいませんか? それはさておき。 ○市立図書館や県立図書館への就職を希望する場合… 「市立図書館や県立図書館への就職」という想定自体が誤りです。 地方公共団体の場合、図書館は行政の一組織、教育機関の1つに過ぎません。図書館として正規職の採用試験を行う事はありませんし、図書館に就職もできません。 地方公共団体に採用され、その後、図書館へ配属という流れです。 その地方公共団体の施設をどう運営していくかは、各地方公共団体次第です。 例えば、「司書」職という職種を採用して、公立図書館に配置しているところもあります。この場合、司書職採用された人は基本的に図書館に配属されます。 例えば、「司書」職という職種を採用し、公立図書館と学校図書館に振り分けているところもあります。どちらになるかは、その人次第です。人事異動で入れ替わることもあります。 例えば、一般行政職採用した人を図書館に配置しているところもあります。司書資格を持っている人が異動希望を出すと考慮してくれることはあります。しかし、あくまでも一般行政職です。数年で関係の無い部署に異動します。 例えば、指定管理者制度を導入し、地方公共団体の職員は公立図書館内に一人もいないところもあります。このケースでは、方針が変わって直営に戻らない限り、図書館への配属はありません。 例えば、そもそも図書館を設置しない地方公共団体も有ります。県は設置率100%ですが、市は図書館が無いところもあります。 質問者さんが司書職の採用試験を受けるのであれば、専門試験があるケースが多いです。 経験者採用枠などでは、専門試験を行わないことも有ります。 ○市立図書館や県立図書館以外での司書採用の試験形態 かなりバラツキがあります。 国立大学法人のように民間でも公務員に準じるところがある一方で、最初から正社員登用せず契約社員などで入って実績を積んでから地域正社員に、というパターンも有ります。後者は、スタートが非正規雇用なので、履歴書と面接だけなんてことも…。 ○正規雇用と会計年度任用職員の違い 一般職の地方公務員の内、「任期の定めのない常勤職員」が、いわゆる正規雇用の職員です。基本的には、定年まで勤められます。 一方、非正規雇用の職員には、根拠法令や雇用形態で種類がいくつかあります。その内の1つが会計年度任用職員です。 会計年度任用職員は、名前のとおり任用期間が「会計年度」内の職員です。任用期間満了後、再度の任用とならなければ、当然、無職になります。 会計年度任用職員の中でも、求人によって契約内容が色々です。1年契約が多いですが、1年未満の契約も有ります。フルタイム・パートタイムいずれも有ります。立ち位置や業務内容も雇用先で違います。
学校司書の資格は制定されていません。(司書教諭と混同されていませんか?) 司書の採用は自治体によります。事務職で採用してたまたま配属になるということもあります。 私立の図書館(私立学校含む)は各法人等が行います。 正規職員は定年までの勤務、会計年度任用職員は臨時採用(期限つき)です。
公立図書館の運営は今は指定管理者制度が一般的です。 つまり民間企業がやっています。 TSUTAYAのCCCや図書流通センターなどです。 なので図書館で働くのはこういう企業に就職するということです。 また、残念ながら図書館には司書が必要ですが、業務に司書の資格は必要なく、資格手当はせいぜい月500円です。 でも私は司書を応援しますよ! 就職にも有利ですし。
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