全経簿記1級と日商簿記2級の難易度は同じくらいだと聞きました。しかし、合格率は日商簿記2級の方が低いのは何故ですか？

Question

全経簿記1級と日商簿記2級の難易度は同じくらいだと聞きました。しかし、合格率は日商簿記2級の方が低いのは何故ですか？ただの受験人数や受験者の違いですか？それとも、日商簿記2級の方が難しいからですか？

Answer 1

日商簿記２級の方が難しいですよ。
特に４～５年くらい前から、連結会計や税効果会計など、日商１級の
範囲の一部が追加されるなどで、試験範囲や制度が改訂されてからは
明らかに難易度が上がった感じです。

また、全経１級については、主に専門学校生を対象としているため、
受験者の多くが、予備校などでカリキュラムに従って、みっちり勉強
した専門学校生です。
それにより、受験者全体のレベルが、一般社会人なども含めて多くが
受験する日商よりも高い、ということも要因としてあると思います。

Answer 2

確か全経は全国経理学校協会の略語だったかと思います。
日商は日本商工会議所の略語だったと思いますので
全経は、経理学校が主催なので問題的に
幅広くないのかなって思います。

Answer 3

受験者層が違うからではないでしょうか。
全経の場合、受験者の大半は経理専門学校に通う学生でしょう。つまり実際に簿記の勉強をしている人たちです。
一方の日商の場合、学生から社会人まで幅広い層が受験しています。
ですから、受験者の中にはそれほど勉強していないままとりあえず受験している人も少なからずいるのではないでしょうか。
それと、他の方が回答している内容が合わさって合格率の差となるのではないかと思います。

Answer 4

難易度は、
日商簿記1級＞＞全経上級＞＞日商簿記2級＞全経1級＞日商簿記3級
かな。

ちなみに就職・転職活動での評価は全経上級でも日商簿記3級より低いです。
全経上級はあくまで税理士国家試験の前哨戦でしかない。