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スタイリストになりたくて 都内で営業職をしている20代後半男です服飾に心のどこかでずっと興味がありスタイリストになりたいと、コロナ禍で自分の時間が増えた今強く思うようになりました 完全に服飾に関しては素人です 服の縫い方は家庭科で習う程度です また、お金に関しても不安です アシスタントをしながらバイトは覚悟の上ですが、ぶっちゃけアシスタントでいくらもらえるかも分かりません (師匠によると思いますが) 年齢も年齢なのでラストチャンスかなと思ってます。 これから結婚や子どもを授かることも考えてます 私生活を犠牲にすることも覚悟しています 上記をお読みいただき、 ・トライすることに対して ・経験者の体験談 ・業務内容 ・金銭面での現実 様々ご意見お聞きしたいです
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満7年間アシスタントとして働き、昨年スタイリストとして独り立ちしたものです。 スタイリストは結構種類があり、就く人によって業務内容が変わるのであくまで私がアシスタントをしていた時の話としてお聞きください。 まず、私の月給は8万からスタートしました。そこから年々上がっていき、最終的に17万が最高額でした。専門学校を卒業しているので周りにアシスタントの友達が沢山いますが、この金額(8万ですら)はかなり貰っている方だそうです。 休みは1~2ヶ月に1回あるかないかくらいが平均です。4ヶ月くらい無い時もありました。1日の労働時間はバラバラで、朝10時〜22時とか、朝3時〜19時とか、2・3日徹夜したりとか…状況によって様々です。 ですのでもちろんバイトはできず、お給料+親からの仕送りでやりくりしていました。 人によっては交通費や食費のみでお給料無しという人もいます。 うちにも30歳既婚者の方がアシスタントとして入ってきたこともありますが、上記の生活とお給料が原因で旦那さん家族から反対されて辞めてしまいました。 専門学校の同級生は80人くらいいましたが、最終的にアシスタント期間を経てスタイリストになった子は10人くらいでした。 もちろん、人によってはお休みがきちんとあったりバイトをさせてくれる所もあるようです。 ただ、この業界の最大の闇な部分ですが…今までの経験上、この業界は結構荒れています。暴言や暴力も未だに根強くありますし、ストレスで鬱になったり難聴になったりして辞めてしまう人も本当に多いです。実際私も鬱になり、しばらく休んでいました。 これから目指す人に対して話すことでは無いかもしれませんが、本気で考えているならこの現状を知って欲しいです。脱サラしてスタイリストになった人もいますし、人生やプライド、今までの生活を捨てる覚悟があれば何歳からでも出来ると思います。その代わり友達や恋人と遊んだり、プライベートの充実や安定を求めるなら少し危険かもしれません。 裾上げやボタン付けなどの裁縫の他に、ネクタイを結んだりアイロンを綺麗にかけたりの技術はもちろん、タレントさんやその他スタッフとの距離感や気遣いも重要な仕事の1つです。どれだけ器用でも人付き合いが下手な人には厳しいです。中には、服装が変だから着替えてきてと帰された子もいます… アシスタントとして数年働いて独立したとしても、最初の頃は仕事がほとんど無いと思うので安定させるためにはまたそこから努力が必要です。 いくつになっても夢を追う権利はありますが、安定した生活を求めるのであれば今一度考えて欲しいです。私は20代のほとんどをアシスタント期間に費やして、できなかった事が沢山あります。本当に仕事ばっかりで、少しストイックにやり過ぎたかもしれないと後悔していることもあります。 働き方改革が進む中、いつまでたっても精神論だけで突き進むような世界です。 それでも目指したいというのであれば頑張ってほしいです。どんな選択をされたとしても、応援しています!
なるほど:1
首領パッチ
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