解決済み
看護師一年目から精神科ナースになることは後々不利になりますか？
看護師一年目から精神科ナースになることは後々不利になりますか？精神科に特化した場所で働きたいのですが医療従事者の家族や親戚に反対されてしまいます。精神領域以外の病態について学ぶ機会もなくなるし全身状態も見れなくなったりする、将来結婚し子供が生まれたらクリニックや老人ホームで働きたいとなっても就職が難しくなる、など言われてしまいます。私自身、精神関連の授業や実習は学ぶことが楽しいと思えるものであったので精神科へ就職したいと考えております。 やはり一年目から精神科ナースになることは辞めて総合病院などに就職した方が良いのでしょうか。
また、ゆくゆくはリエゾンナースになりたいとも考えています。リエゾンナースになるためには精神科のみの勤務では経験不足になってしまうでしょうか。
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回答（3件）
- ベストアンサー
WHOの健康の定義はこのようになっています。 「健康とは身体的・精神的・社会的に 完全に良好な状態であり、 単に疾病のない状態や病弱でないことではない」 精神科看護師を新卒で志望すると 周囲、看護教員からも そのような話が聞かれます。ただ逆を言うと 身体科（内科や外科）で働く看護師の方は 精神的な面で患者さんを看れているのか？ という疑問が常にあります。 身体科でも認知症の方は数多くいますし、 がんなど治癒困難な疾患や 慢性的な疾患のせいで精神的に不調を きたす方も数多くいます。 そういった方々に対して、生命優先とか 精神のことはよくわからない、として おなざりの看護をしてしまうことが 果たしてよいことなのか。 認知症の症状がひどい理由で 対応困難として病院や施設から 精神科病院への転院がよくあります。 確かに精神科は強制的に患者さんを 入院させられますし保護室という 部屋もある。けれど環境が急に変わることや 閉ざされた空間へ移ることで認知症の 方はより症状が悪くなる可能性もある。 身体科でもっと認知症の方への 対応を知っている人が多かったらな と思うこともあります。 私は身体と心は虹みたいに色の切れ目なく つながっていて、身体を看る、心を看る ということをすっぱり分けることは できないと考えています。 同じことが精神科でも言えて実のところ 精神科は認知症や高齢の患者さんが 増えてきて、身体疾患を持っている方が 多くなっています。 薬の副作用による便秘、尿閉、 糖尿病の患者さん、 誤嚥しやすい方、寝たきりにより 肺炎や尿路感染を起こす患者さん 食事を全くとらない患者さん。 なので採血、摘便、血糖測定、 インスリン注射もやりますし、 点滴、導尿、膀胱留置カテーテル挿入や 管理もあります。 もちろん動けない方に対して 車いすに移乗したり清拭や陰洗、おむつ交換も あります。聴診器を使って 腸蠕動音や呼吸音を聴いたり、 フィジカルアセスメントもしょっちゅう する機会があります。 周囲の医療関係者の方で精神科勤務経験がないか、 あっても10年以上前とかそういう方ならば 言っていることは間違っていると思います。 あなたはおそらく成人していて、 自分の仕事先は自分で決められると思います。 だからあなたが1年目から精神をやりたいと 思うのならばそれでいいと思います。 もし精神へ就職して自分には合っていないとか、 もしくは働くうちに身体科で学ぶ欲がでてきたら 転職してもいいです。 精神科がよいところの別の部分は定時前に緊急入院とか よほど特殊な状況でない限り基本的に定時上がりで ノー残業です。それがスーパー救急病棟という 入退院の多い病棟でもそうです。 （病院によるかもしれませんが） だからアフター5は身体科の看護師よりも 充実しています。有休も割と自由に取得できます。 （身体科だと有休が全然取得できないところも多いです） プライベート重視目的で精神科を選ぶ人も最近は います。仕事は仕事、終わったらジムで汗を流したり 同僚とご飯を食べたり、あるいは勉強したり。 そういうところもおすすめの科です。
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