解決済み
電車の車掌・運転士の公休について4月から私鉄で就職が決まりました。最初は駅スタッフからのスタートですが、車掌そして運転士になれたら、と考えています。ですが、車掌・運転士は先輩の話によると週に一回しか休めず、有休休暇もとれないとのことでした。ただ、駅スタッフをずっと続けて行く場合、お給料や役職があまり上がらないらしいのです。駅スタッフの場合、泊りと明けと休みを繰り返すので、実質勤務は月10日間くらいとなり、慣れると結構楽だと聞きました。もし車掌になれた場合、休みが週に一回しかないとすると、確かにかなりきつそうです(JRの車掌・運転士は週二回あるそうです)「車掌・運転士の休みが週に一日」というのは、鉄道会社(JRの除く)ではごく普通のことなのでしょうか?
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元関東の私鉄従事員です。一応大手私鉄に入っていました。 休日の設定は、各社ごとの社則によるので、どのような社則になっているかで決まります。 車掌・運転士(以降乗務員と書きます)が週1日休みで駅が週2日休みというのが、全私鉄共通ではありません。鉄道とて一般企業なので、週休2日(年104日休日)が基本ですから。元が組合が強い会社では、こうした休みは確保されているのとおもいますし、私が所属した会社は確保されていました。 また、有休の申込みもそうで、申込みを受け付けるかどうか、申込みのタイミング、取りやすいか否かは、会社によります。私の居た会社は過去もの凄く組合が強かったこともあり、乗務員が泊り勤務の日、例えば遅乗り出しの日に出勤してその場で翌日の明け乗務について有休を申し込んでも、その場で取れました(本来は会社側にー管理者側に-有給休暇の時期変更権が有るのですが、これを使うと組合ともめ事になるので使用しないのが通例でした)。 休日設定は、私の居た会社は、駅は28日でワンセットの1出番24時間拘束勤務で、休日は28日内に8日設定されていました。28日でワンセットなので、交番の月の周りと暦の上での月の周りは一致しませんでした。 なので、実際の暦の上での月の日数でみると、休日が1ヶ月に8日を欠ける月もありますが、掛けた月の翌月はその分多くなる(その月の休日が6日なら、翌月は10日有るというような感じです) 出勤日のことですが、月10日というのは勤務に出る日のことです。駅は基本多くの会社が24時間拘束勤務です。この24時間拘束勤務というのは、朝9時に出勤したら、翌日の9時に退勤するまで、所属する駅の構内から出てしまうことが出来ないという勤務体系のことです。 時間で言うと、勤務時間が16時間、休憩時間が3時間、仮眠時間が5時間で構成されます(基本)。 勤務時間=就業時間が世間常識ですのでこれで換算すると、就業時間8時間×2=勤務時間16時間です。要するに、出番の日の分の就業時間と明けの日の就業時間、普通の会社で言うところの9時5時仕事(9時出勤17時退勤でそのうち昼ぼ1時間が休憩時間で8時間勤務)の2日分を1回の出番でこなしている、と言う勤務体系です。 出番で出社して勤務に入り、遅番なら9時から勤務開始、終電の1時半まで勤務(16時間半。このうち2時間半位が休憩、昼食と夕食、お風呂の時間で休憩時間として計算される)、仮眠をとって翌朝6時半業務開始で9時迄、内30分が休憩時間(朝食)で合計勤務時間が16時間、休憩3時間、仮眠5時間です。 あるいは早番なら9時勤務開始で早番の終業時間23時半までを途中2時間休憩して勤務、翌朝は始発準備で4時30分勤務開始で9時迄(休憩1時間)勤務となり、勤務時間16時間、休憩3時間、仮眠5時間(基本)となります。 明番の日は9時以降は身体が明くので、後は遊びに行こうが何に使おうが自由ですが、本来は翌出番日の勤務に支障が出ないよう休息を取ることが目的ですので、明けに遊んだことを理由に勤務を休むことなどは御法度です。 こういう業務体系ですので、駅勤務は身体が慣れるとかなり楽な仕事です。 「泊りと明けを繰り返すので実質勤務は10日位」は出番が10回位(私のいた会社では12回程度でした)は出番のことで、1出番で2日の勤務日扱いになるので、勤務日数はその倍になります。 今の駅の仕事は週休何日、年間休日104日といった制限があるのでこのくらいですが、昭和年代の鉄道勤務は、1回出番で出勤したら、明けは残業でそのまま泊りその翌日は自分の出番日のい繰り返し、休日の朝に仕事が明けて帰れるが、翌日はまた出勤日、なんて言うことが当たり前の職場でした(要するに1回出勤したら1週間は帰れない)。 乗務員については会社ごと扱いが異なるので、私が居た会社のことを例としてあげておきます。 私の会社では、同じ社員資格であっても、乗務員の方が職級(社員を細かく分けたランク)は2ランクほど上でした。と言うことは、基本給も2ランク上になります。 こう書くと、乗務員の方が実質の手取りも2ランク上と思うのが普通ですが、実際の手取りは駅の職員で同じ社員資格の人間よりも、10万円近く低くなりました。 何でと思うでしょうね。 駅は泊り勤務です。夜10時(22時)以降朝の5時00分までに勤務した時間については、「深夜手当(夜遅くに勤務した者に対して支給される手当)」が着きます。 しかし、乗務員はその勤務時間帯に拘わらず、拘束される時間が8時間なので日勤扱いの職場なのです。深夜に掛けて乗っても、日中だけ乗っても、拘束時間は同じ8時間で、22時以降に乗務した時間に対しても深夜手当は着きません。 着く手当は余分に自分の明け時間を割いて残業として乗った8時間単位の乗務時間(翌日が出番の明け日には残業としての再乗務はできません)と、担当する列車をまとめた行路表に乗っている最終担当列車が、交代駅で何分遅れていたかの列車遅延時間、自分の所属乗務員区の仮泊室以外の場所に泊まったときの外泊手当のみです。 なので、1ヶ月に手取りベースで考えておよそ10万円くらいになる駅での深夜手当分、残業をする回数が多い職員ほど手取りが下がる結果になりました。 なので、率先して乗務員を目差す人は、私が駅係員で有った頃はまず居ませんでした。 その対策として、今は駅は傍系会社社員で構成され、鉄道本社員で無ければ勤務できない乗務員になるには、鉄道本社員への転籍試験もセットになっています。駅を運営する傍系会社社員のままでは、自分の勤務用の「職務乗車証」は発行されますが、家族が自分の会社の路線に乗るのは実費です(家族乗車証は出ません)。 そして退職金も本社員なら出ます(本社員でも管理職なら100%出るが、一般社員ではおよそ半分位に減額される)が、傍系会社員では出ません。 甘い汁を目の前に吊して、乗務員になる人を確保しているのが現実です。 乗務員は日勤で、7日でワンサイクルです。7日は 休日、日勤乗務のみ、遅番、遅明け、早番、早明け、休日 で1セットです。日勤日は8時直ぐから12時頃までに乗り始め、そこから8時間が乗務時間(待機時間を含む)で、勤務が明ければ帰れます。 遅番は午後3時前後以降夕方に乗り始めて深夜帯まで(日によっては終電まで)乗務し、指定の場所で仮眠を取り、翌日の遅明けは6時半以降に起きて乗り始め、終了はお昼少し前から午後に掛けてです。 早番はお昼少し前から午後4時位までに乗り始めて21時台後半から23時台位に終わって仮眠、翌日の早明けは始発やその近い時間から乗り始めて午前8時から11時位でその勤務が明ける勤務です。 その全てが日勤扱いなので、実際の収入では深夜手当分がなくなり大きく下がるのが現実です。 このように、私鉄でも週休2日を確保している会社もあるので、志望されている会社の様な勤務体系がすべてでは無いと言えますし、どちらかと言えば「乗務員は週休1日、有休取れない」会社の方が少数派でしょう。
乗務員と駅員とで、休みの年間の日数は変わりません。乗務員だからと言って減らされることもなく、支社・本社だからと言って増えるけど訳でもありません。 もしも就業規則が渡されているなら、公休日、特別休日、特別休暇の付与数を確認すればわかります。 もしもあるとすると、年間の労働時間、月間労働時間が駅員のほうが多く、乗務員のほうが少ないことにより、代休の付与です。 簡単に言えば、駅員のほうが労働・拘束時間が長いため、代わりに1日単位で休みを付与されることです。 乗務員は勤務制度と勤務体系上、拘束時間に大きく差が出るためトータルの「労働時間」が一般的な業務よりは差が出てしまうことがあります。 駅員は、だいたいが24時間勤務または日勤(8時間)ですが、乗務員は6~24時間までさまざまな勤務があります。鉄道会社によっては拘束時間が24時間を超える勤務もあります。
週一になる場合もあります。ただしそれは順番出回ってくるだけで駅員と変わらない休日数になります。 乗務員は、交番という勤務があります。これは毎日決まった列車を運転する順番を複数作り、番号をふります。乗務員は交互にその番号の仕事(仕業)を乗務します。 ネットで乗務員運用表、交番表など調べるとでてきます。 少なからず、週一しか休みがない。というのはよほど経営の悪い会社でない限りないでしょう。 大手なら年間120日近い休日もあります。 入社してから数年は乗務員になれないので、入社してから自社の特徴を調べてください。
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