航空機整備についての質問です。

Question

航空機整備についての質問です。飛行間点検と、ライン整備って具体的に何が違うんでしょうか？

Answer 1

飛行間点検
文字通り、到着から出発までの間の点検。
国内線なら短くて20分くらいの時間しかない便もある。
ただし、最近では飛行間点検の設定がない航空会社・機種の方が主流で、飛行間におこなう機体の点検は整備士の仕事ではなく、乗員のサークルチェックに置き換わっています。

ライン整備
飛行間点検も含めた、日常で飛行機を飛ばすための整備の総称で、対義語は点検整備とか重整備とかドック整備と呼ばれる。
たとえば朝の立ち上げ（飛行前点検整備）や最終便後の夜間整備（オーバーナイトチェック）や軽めの定期整備（数週間ごとのA Checkなど）がライン整備に相当します。

Answer 2

運航する航空機を空港で整備を行う事がライン整備です。
このライン整備の中で朝一番の飛行前に行う整備が飛行前整備。
どこかから飛んで来て次の便の為に行う整備が飛行間整備。
最終便が到着して行うのが飛行後整備。
３つ全てライン整備です。

Answer 3

一日のうち、最初に行うのが飛行前点検で、最後に行うのが飛行後点検。
一日に、何回も飛行する場合、その飛行間に行うのが飛行間点検ですが、ごく簡単なもので、整備士ではなく、操縦士でも可能な点検のことです。

一日の単位として、0時から24時までの間に、飛行前、飛行後、飛行間を行うのか、それとも24時すぎても飛行後点検を実施するのかは、航空会社の社内規定により違ってきます。

ライン整備とは、簡単にいえば、通常の一等航空整備士などによる確認行為が必要な整備のとで、航空工場整備士（機体関係）により確認行為を行うのが、重整備とかドック整備と呼称されます。