私立の教員採用試験について

Question

私立の教員採用試験についてこの春大学に入学する者です。
教職のコマを取り、将来的に私立の教員になろうと考えているのですが、地歴公民での私立の教員採用試験の難易度はどのくらいなのでしょうか？
私立ごとに違うと思うので、私立高校の具体例を教えて頂きたいです。

私の高校はお恥ずかしながら、偏差値50もない高校だったのですが、先生が生徒に授業をツッコまれる程勉強したのか？と思う先生がチラホラいて、(現代社会の授業で、プロイセン憲法をプロセイン憲法と勘違いして、プロイセンという国がある事もうろ覚えの先生でした。)地歴公民の先生の倍率は高いとは聞いていますが、そのような人でも受かってしまうのか…と思ってしまいました。(私の高校の偏差値が低く、大学の進学率も低いからかもしれませんが…)

私立と言えど、上から下まであると思うので、どこの難易度でも良いので具体例が知りたいです。
また、私立は学歴も判断基準になるのでしょうか？

Answer 1

仰る通り私立の採用試験の難易度はピンキリです。
大学付属や進学校、その他ブランドのあるお嬢様学校など、受験生から人気のある学校は教員の採用もそれなりに厳しいケースが多い一方で、深刻な人手不足でほぼ誰でも良いといった状態の学校もあります。

教員が足りないまま新学期スタート、年度中でも今すぐ働ける教員を募集しているなんて学校もありますから、どこでもいいなら受けまくれば何とかなります。（まあそういう学校は大体ブラックなので、やめておいた方がいいですが……）
公立と違って何十校と受けられますが、書類選考で落ちることもそれなりにあると思います。

>>また、私立は学歴も判断基準になるのでしょうか？

採用基準は学校によって様々なので、気にしない学校もある一方で、大学名でバンバン落とす学校もあります。
判断基準になり得るとは思った方がいいです。

受験のように偏差値があったり倍率が公表されていたりするわけではないので、難易度の伝え方って難しいですね。
どういったことが知りたいんでしょうか。
まあ、基本的には採用人数は自分の受ける教科で１人、多くて２人程度なので同じタイミングで採用試験を受ける他のメンバーに相当依存します。

また私立は非正規の教員も非常に多いですから、正規の教員になるのはそれなりに難しいと思っていた方がいいのではないでしょうか。
「問題なければ専任（正社員）にするよ」と言いながら常勤講師（フルタイムだが有期雇用）で雇ってそのままズルズルと常勤のままということもあります。
ブラック私立は数多あるので、見極めが大切です。
それなりに労働環境の良い学校で、正規で、と思うなら、当然こちらにそれなりの実力が要求されます。

Answer 2

私立中高教諭兼採用担当です。
判断するにおいて重要なのは次のものです。
・教育方針の理解
・教育観
・担当科目の実力
・学習指導力
・生活指導力
これは最低限です。
ちなみに僕の担当してる英語だと
英検1級、TOEIFL iBT 100点、IELTS 7.0点
もしくは、これに準ずる4技能の実力証明
これは持っていて当たり前。
それ以外の能力で採用を決めます、、