簿記の検定試験を受検するなら「日商簿記検定」がいいと思います。 また、学習は3級から始めるのがいいと思います。 ◆テキスト、問題集について どのようなタイプのものが合っているのかは人によって異なってくるため、できれば書店で手に取って比較してご自身に一番合っていると感じたものを選ばれるのがいいと思いますが、個人的なオススメはTAC出版の次の教材です。 【テキスト】 『よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト 日商簿記3級』 (Ver.12.0が3月下旬に刊行予定) 【論点別問題集】 『よくわかる簿記シリーズ 合格トレーニング 日商簿記3級』 (Ver.12.0が3月下旬に刊行予定) 【過去問題集】 『よくわかる簿記シリーズ 合格するための本試験問題集 日商簿記3級』 (旧:合格するための過去問題集 日商簿記3級、4月上旬に刊行予定) 【予想問題集】 『2021年度版 日商簿記3級 まるっと完全予想問題集』 (旧:日商簿記3級網羅型完全予想問題集、3月下旬に刊行予定) なお、仮に上記のよくわかる簿記シリーズが合わないと感じるのであれば、みんなが欲しかったシリーズ(簿記の教科書・簿記の問題集)やスッキリわかるシリーズでもいいと思います。 (いずれもTAC出版の書籍になります。) また、予想問題集については過去問題集を使用した問題演習まで一通り終わった状況で尚余裕があれば解かれてもいいと思います。 テキスト、問題集の選び方については次のページも参考になると思います。 【参考URL】 簿記検定ナビ・日商簿記3級のおすすめテキスト・問題集・過去問 http://www.boki-navi.com/advice3.html ◆基本的な学習の進め方について 学習は段階的に進めていくのがいいでしょう。 (この点については級にかかわらず同じようなことが言えます。) 基礎期:テキスト、論点別問題集を使用した論点学習で基礎力を養成 応用期:過去問題集や予想問題集を使用した本試験対策 まずはテキストと論点別問題集を論点(テーマ)ごとに並行して進めてください。 論点別問題集の問題は最低でも2周は回したほうがいいでしょう。 その際、後日確認がとりやすいように間違った問題、気になった問題などに印をつけておくのがいいでしょう。 そうすることで苦手な論点や問題などがわかるようになり、その部分を重点的に見直すことができます。 また、自身の考え方が合っているかどうかを確認する意味でも、テキストでの確認も含めてその都度解答・解説を確認する癖をつけたほうがいいと思います。 なお、論点学習の段階で、可能な限り苦手な分野をつくらないようにするよう学習を進めたほうがいいと思います。 それが一通り終われば次は本試験対策として過去問題集、予想問題集を解いていきます。 こちらも最低でも2周は回したほうがいいと思います。 試験時間が決められているので、過去問題集、予想問題集の問題を解く際は時間を計ってどの問題にどの程度の時間を要するのか把握していくのがいいでしょう。 もちろん間違った部分、わからなかった部分の確認はしっかり行ってください。 いずれにしても毎日コツコツ進めていくことが大切になってくると思います。 頑張ってください。
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