現役の消防官です。 公務員や民間企業で勤めていた人が、公務員に転職すると「経歴加算」というものがあります。 要は「よそで働いていた経験を仕事に活かせるだろう」ということで、ある程度、お給料を増やしてもらえるということです。 ただし、その場合の経歴加算される前の給料は、前の職場の給料に関係なく、自治体の条例(給与条例)で算定される給料が基本になります。 なので、自衛隊退職時の給料表の号俸(〇級〇号などという奴です)の方が、転職先の消防の給料表の号俸が高ければ、そこに職歴加算が加わって、給料が高くなることがあります。また、その逆もあるんです。 あと、消防は採用直後は消防学校に入り、初任科という教育訓練を受けます。 その間は、手当(通勤手当、住宅手当、時間外勤務手当)などがほとんど付きません。支給対象にならないからです。初任科中は学校の中の寮生活ですから、通勤しませんし、住宅を借りたりする必要がありません。また、時間外の業務もしないからです。 付くとすれば、扶養家族がいれば扶養手当がもらえるぐらいです。 そのくせ、年金や健保などは払わないといけません。 署に出ると、なんだかんだと手当がつきますから、急に給料が増えます。 ところで自衛官から消防に転職するなら、同期生に制服の手入れを指導してやってください。 特に靴。制服に着る短靴や現場で履く活動靴などは、すぐに汚れます。 自衛隊の皆さんのように、毎日手入れすれば、短時間で済みますし綺麗になり、見た目が引き締まります。 そういう癖をつけるようにしてやってください。
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