滑舌なんてわけのわからん芸人が言うのでメジャーになりましたね。 ですが、それほど重要なものではありません。 プロでも驚異的な速さで喋る人は稀です。 なぜなら、プロは聞き手に話を理解させることが最大の目的だからです。 地声というのは普段喋りの声ではありません。 一般的な腹式呼吸と喉の解放を行って出て来るスパーンと通る声です。 TVのナレーターは10メートル離れた人に話しかける感覚で発声しています。 必要なのは通る声と正確な発音です。 これができたらほとんど完成します。 そのうえで滑舌の練習をして少しでも聞きやすくするわけです。 だから大変なのです。 普段喋りの声でいくら早口でも何の意味もありません。
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