再就職手当について

Question

再就職手当について３月２０日に、会社都合により退職します。
３月から４月３０日まで、使用期間という事で
１４日勤務の８００円という時給でアルバイトで働き、
５月１日から正式採用（パート）となります。
この場合、再就職手当は貰えますか？

Answer 1

あなたが上記の状況で再就職手当をもらうためにはまず、受給資格を得るためには一度、完全に無職にならなければならないので、求職の申し込みをして７日の待機期間後にアルバイトをする必要があります。雇用保険の受給期間中でも『申告すれば』アルバイトしても良いのです。

失業中に職安で定期的に「失業認定」を受ける際に、アルバイトをした日数を申告すれば、日数分の失業保険が差し引かれた金額を支給してもらえます。
差し引かれた分の支給金額も、完全に消えて無くなってしまう訳ではなく、
給付日数の残日数が3分の１以上かつ４５日以上残してバイトをした場合は、（９０日給付だったら４５日まで）
アルバイトをした日は就業手当が支給され繰越ではなく減額（日額の３０％の給付）になります。
給付日数が上記に満たなくなったら減額ではなく繰越になるそうです。
その場合は後回しになる（雇用保険の給付期間が切れた後に回る）だけなので、損する訳でもありません。

職安で認められるバイト日数は「月に14日未満」かつ「週に20時間未満」が基準といわれています。雇用保険法や労働基準法には「失業状態」がどの程度なのか、明確な基準が示されていないので、現実には職安の担当者が各個人の状況に応じて、独自に判断しているようなのです。実際に基準が厳しい職安もあるようですが、それでもアルバイトが一切認められないというケースは皆無なようです。

ちゃんと申告してアルバイトをしないでそれがばれると、受給金額の
３倍の金額を納めなければなりません。また詐欺罪などで処罰されることがあります。
あと７日間の待機期間は絶対に無職じゃないといけません。
気をつけてください。

再就職手当は、基本手当の受給資格がある方が安定した職業に就いた場合（雇用保険の被保険者となる場合や、事業主となって、雇用保険の被保険者を雇用する場合など）に 基本手当の支給残日数（就職日の前日までの失業の認定を受けた後の残りの日数）が所定給付日数 の3分の1以上、かつ45日以上あり、一定の要件に該当する場合に支給されます。
支給額は、所定給付日数の支給残日数×30%×基本手当日額（※ 一定の上限あり）となります。

※ 基本手当日額の上限は、5,875円（60歳以上65歳未満は4,738円）となります

なので5月１日の段階で給付日数が3分の1以上、かつ45日以上あり、5月１日から雇用保険に加入してパートすれば
再就職手当ては頂けます。あなたの場合はアルバイトした日が繰越になるので、おそらく受け取れると思います。
また「月に14日未満」かつ「週に20時間未満」はかならずまもってバイトしてください。そうしないと就職したとみなされます。
１４日勤務の８００円という時給でアルバイトだとおそらく雇用保険に加入しないので再就職手当ては受け取れません。

また雇用保険に入らないでパートした場合は就業手当てが頂けます。
就業手当は、基本手当の受給資格がある方が再就職手当の支給対象とならない常用雇用等以外の形態で就業した場合に基本手当の支給残日数が所定給付日数の3分の1以上かつ45日以上あり一定の要件に該当する場合に支給されます。
支給額は、就業日×30%×基本手当日額（※ 一定の上限あり）となります。

※ 1日当たりの支給額の上限は、1,762円（60歳以上65歳未満は1,421円）となります。

Answer 2

雇用保険から支給される再就職手当は

再就職すれば誰でももらえるものではありませんよ

雇用保険から再就職手当を貰うには、

まず離職前に雇用保険に加入していた期間があって

基本手当ての受給資格のある人が、さらに、

一定の条件を満たした場合にもらえるものです

貴方に雇用保険の加入期間があればまず、

離職してから安定所で求職の申し込みをしてください

再就職手当はそれからでないともらえません

Answer 3

最優先条件から記載します。

①再就職先がハローワークに求人を出している事
②時給であれバイトをして収入を得ている間は、
再就職手当はおろか失業保険も後ろ倒しとなる
③通常、離職から次の再就職まで7日以上の空き時期が必要

以上、①②に関しては今年1月に直接職安より聞いた内容ですが、
③に関しては数年前のため、一昨年の失業保険の改定により、
日数が変わっている可能性もあります。

また、空きなく続けて働き雇用保険も支払い続けるのであれば、
（雇用保険の支払いは1年の空きがあっても良い）今回は、
失業保険を貰わずに、「雇用保険の継続」として扱われる事も可能です。
そうなれば、次の仕事を辞めた際、前回の職場で払っていた雇用保険に
更に次の職場での年月も足される為、トータルで5年・10年続いた時は
そちらのほうが有利となります。

いずれにしても、一度職安にて相談されることです。
今は非常に職安もアルバイトに対して寛大になっていることもあり、
今までにない親切な応答をしてくれましたよ＾＾