残業時間と残業代について。

Question

残業時間と残業代について。私は30代の一般社員ですが、今後出世させられたらと考えると不安になっております。

課長クラスになると管理職扱いになり残業代が出ません。
一応20時間程度は最初から含まれています。
しかしながら、月100時間近くまでしている方もいたり、今年度ですでに6.700時間もしてる方がいます。
管理職だからと言って青空天井のような残業をしています。
給与も一般社員で同じ残業していたら抜かれるような金額です。

権限も部下の管理が追加されるぐらいで、有休、勤務時間等も変わりません。

働き方改革が始まり多少は期待していましたが、全く変わりません。

私は違法だと思うのですが、違うのでしょうか？

そうだとしても現状で当事者ではない私に出来る事がありません。
何か変えていけるような良い方法は無いでしょうか？

Answer 1

課長になるとそうなりますよ。残業代出す必要なし、残業は無限。まあそういうもんです。特に問題ありませんよ。

Answer 2

管理職が労働基準法でいうところの「管理監督者」にあたるかどうかによって、残業代の支払いが必要とされるか扱いが異なってきます。
労働基準法でいうところの「管理監督者」とは、労働条件の決定その他労務管理について経営者と一体的な立場にある者とされており、この場合は、労働時間・休憩・休日の規定は適用されませんので、残業代の支払いは必要ありません。

管理監督者であるかどうかは、以下の点を総合的にみて判断されます。
(1) 重要な職務と権限が与えられていること
(2) 出退勤について管理を受けないこと
(3) 賃金面で、その地位に相応しい待遇がなされていること

管理監督者になると、勤務時間や有給休暇という概念がなくなります。
それがある時点で、一労働者に過ぎず、労働基準法が適用されます。

訴訟を起こせば勝てる案件だと思いますが、今の課長連中がそれをするかどうかです。

Answer 3

違法です。
課長は「管理職」であって「管理監督者」ではないので、残業代の支払いが必要です。(労働基準法第24条、第37条、第41条)
「一応20時間程度は最初から含まれています。 しかしながら、月100時間近くまでしている方もいたり」とのことですが、20時間を超えた分は、残業代、法定時間外割増賃金、深夜割増賃金、休日割増賃金を支払わなければなりません。

Answer 4

それはブラック会社に近いですね・・・

残業代をカットするために、自分一人の部署でも管理職にする会社もあると伺っています。そこを見極めないといけませんね。