日商簿記一級取得者が会計大学院に行って2年間、公認会計士試験の試験を対策したら合格はどのくらいの難易度ですか？そんなの人…

Question

日商簿記一級取得者が会計大学院に行って2年間、公認会計士試験の試験を対策したら合格はどのくらいの難易度ですか？そんなの人によると言われればそれまでですが。短答式試験の試験科目4科目のうち、財務会計論、管理会計論、監査論の3科目が免除の対象になるそうです。
大学四年間のうちに知識0から予備校通って合格するよりはきつくないですか？

Answer 1

短答免除になる科目すべては、論文式試験があるので殆どアドバンテージはないものと考えた方がいいです。
会計大学院在校生卒業生の公認会計士試験の合格率は、学生や資格浪人生の公認会計士試験の合格率より小さい。

大学在学生が在学生で公認会計士に合格する可能性の方が、会計大学院で初めて公認会計士試験対策を始めた人が公認会計士試験に受かる可能性の方がはるかに高いと思われます。

Answer 2

https://www.fsa.go.jp/cpaaob/kouninkaikeishi-shiken/ronbungoukaku_r01/03.pdf

合格者調 では 会計専門職大学院在学中で
134人 中 短答49人 論文 14人

会計専門職大学院院卒業者で729人中 短答461人 論文64人

大学在学中の合格率より明らかに低い。

実務のための知見としては有用かも知れないが少なくとも 試験合格のための選択肢としては 特段の優位性はない と言ってよいだろう。

卒業者では 短答の合格率(論文受験率)こそ統計的に有意に高い 一方で 論文受験者の合格率は全カテゴリ中最低だ。