職場から社員全員に一斉メールがあり、勤務中はもちろん職場以外でも基本的にマスクを着用すること、複数での会食は自粛すること…

Question

職場から社員全員に一斉メールがあり、勤務中はもちろん職場以外でも基本的にマスクを着用すること、複数での会食は自粛すること等、新型コロナウイルスに感染しないよう最大限の注意をするよう通達がありました。もちろん守っていますが、私の主業務は事務のデスクワークなのですが、病院なので交代で来院患者さん対応があり、発熱者は隔離した別の建物で対応するのですが、大勢の来院者があるため感染リスクはあります。もし自分が感染した場合は、事務室全員が濃厚接触者となり自宅やホテルでの隔離となります。もし事務全員隔離となった場合、患者さんからの電話に出る人がいなくなり、業者へ発注・支払い担当者、給与人事担当者たちが皆いなくなって給与が払えなくなることを心配しています。来月纏めて払っていいわけないです。病院なのでテレワーク勤務はいません。充分に気を付けていてもそう考えると心配になります。気を付けるしかないと言っても、都内でこれだけ増えてくると都内勤務は特に心配です。勤務中に感染しないよう心がけていること何かありますか？救急車での緊急入院時は患者様やご家族、救急隊の方たちは急いで救急室に入りますので、私は検温器を持って走って追いかけながら全員の検温をしています。

Answer 1

残念ながら、直接患者等接する医療従事者を除いた上で「病院なのでテレワーク勤務はいません」というのであれば、その組織はICTへの取り組む認識が薄いと客観的に感じます。

私が在籍する組織は、様々なデータが2017年1月には全てクラウド上にあり、世界何処にいてもインターネットに接続さえすればどこでもオフィスとなる環境が整っていました。
これは企業規模に関係なく組織の経営者らの考え方によるものです(逆に言えば、自宅に居てもカフェに居ても仕事に束縛されやすい)。

さらに組織の総務や人事部門または資材調達部門はすべてネットを介して発注いたします。もちろん社内承認プロセスにいても印鑑は全く使わず。ネット決裁です。
ただ一部直筆の署名が必要な場合、まずはネットからダウンロードしたフォームに署名してPDF化して次の署名する者に送り同じプロセスで進んでいきます(経営層に米国人が多いので直筆署名がある)。

そう考えるとあなたが在籍している組織はリスク管理の意識が高くないとしかおもえません。
交代で患者と接しなければならない日でなくても病院に勤務しなければならない体制であるということが..
ただ、あなたの組織に限らず旧来の考えで業務をしている組織にはありがちな光景かもしれません。

あなたの在籍する組織に限らず、コロナによってリスク管理の考え方に世界的な潮流と乖離があると露呈しているのでしょう。

またそれにさえ気づかない経営者が存在するのも事実でしょう。