高卒で市役所に勤めるにはどういう過程で進めば良いですか？

Question

高卒で市役所に勤めるにはどういう過程で進めば良いですか？

Answer 1

働きたい市役所の採用試験を受けてください。

試験を受けられる人の条件は、市役所毎に独自に決めるもので、高卒の場合は「初級」とか「高卒程度」などと呼ばれる受験区分で受ける場合が多いです。
但し、これらの「区分を表す名称」が与えられていない場合もあります。
その場合は受験資格などを記載している「受験要項」とか「試験要項」などと呼ばれる書類を市のWebページから取得して、年齢や学歴の条件から自分が受験可能な試験を探してください。

試験としては、教養試験・適性検査・面接が行われる場合が多く、これらに加えて、作文や討論・グループワークが行われる場合もあります。

教養試験や適性検査は、従来型の公務員試験や、SPIとかSCOAといった、民間企業などで用いられてきた試験が行われる場合がありますので、受験要項を確認して、それに合致した対策をしましょう。
団体や職種により差はありますが、これらの合格は大して難易度は高くありません。
書店で購入した問題集と参考書で、高校2年生の秋ぐらいから対策すれば、普通は合格水準に達します。
不安ならば、予備校に通ったり通信講座などを活用しても良いです。

作文試験も、誤字脱字なく、適切な日本語で、原稿用紙のルールを守り、流れを意識して書ければ、突破は簡単です。

しかし、合否に大きく影響するのは面接です。
特に終盤で行われる面接は、教養試験や初期の面接を突破した「見どころのある人たち」で少ない採用枠を争うので、非常に難易度が高いです。
ですから、最終合格して採用されるか否かは、いかに面接対策を行えるかに左右されます。

面接対策で基礎的な材料となるのは「頑張った・克服した・周囲と協力した」と言える経験です。
また、そうした経験や日々の暮らしから得た思いを、採用側の好む視点で分析・整理する必要があります。
それは、自分と社会の関わりを紐解いて、そこにある意義を相手に説明できるよう「言葉に再構築する作業」と言えます。
こうした経験や視点は、短時間にはなかなか獲得できないものですから、高校入学の頃から意識して生活できるとベターです。

なお、高卒程度の公務員試験は、高校三年生でも充分に合格できる程度のものです。
当初から「卒業したら専門がっに通い、そこで実力をつけて合格」とプラン立てする人がいます。
しかしそれでは、専門学校に通っても合格できない可能性も高くなります。
ですから、まずは高校三年生での合格を目指して、頑張ることをお勧めします。

Answer 2

地方初級試験を受けてください