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どちらも建設業になりますが、ある程度有名な某ゼネコンか、エンジニアリング会社への就職を考えています。どちらが将来性があり…

どちらも建設業になりますが、ある程度有名な某ゼネコンか、エンジニアリング会社への就職を考えています。どちらが将来性がありそうでしょうか? どちらも海外のプロジェクトに携わります。どちらの業界がお勧めか、また理由等があればアドバイスをください。

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回答(1件)

  • ベストアンサー

    まず前提として建設業の将来はとても不透明ですし、将来性については比較しづらいのが現状ですが私なりに整理してみます。 エンジニアリング会社とゼネコンについてどれくらいの企業か分かりかねるので、スーゼネ、準大手と三代プラントエンジニアリングについてお話しします。 まず、例えばエンジニアリング会社と言っても日揮、千代田化工と東洋エンジニアリングでは全く異なります。 この中で一番将来性があるのは独立系かつ売上トップの日揮でその次にバックに三菱グループがいる千代田、最後に東洋エンジニアリングになります。 日揮と千代田化工はLNGプラントを作ることができる世界でも5本の指に入る企業ですから今後も間違いなく着実に実績を積み上げていくことができると思います。逆に東洋エンジは技術的規模的に前者に劣るため、今後は期待できません。 一方ゼネコンは国内の需要が落ちていくことは明らかな為、売り上げを伸ばすことは難しい状況です。 また、今後更なる海外展開をしていくことを謳っていますが、中国の巨大ゼネコンや現地の建設会社相手に真っ向から勝負していくことは極めて難しい状況にあります。 近年では、鹿島や大林のように現地の建設会社をM &Aしてその売り上げを本体に計上する形で海外展開を広げる、又は政府のODAによって現地で作業をすることが一般的です。 ゼネコンが自ら仕事をとって作業を進めていくことは治安や文化の違う海外では特に難しいからです。大成建設なんかは過去にこのやり方で失敗しているので自発的な海外展開に若干消極的です。 しかし、スーゼネや準大手ゼネコンも国内建設需要の減少を見越し手を打つことを公表しています。 例えば、建設の枠に囚われず複数のゼネコンが洋上風力発電事業など新しいことに取り組もうとしています。又不動産開発に力を入れていたり、所有権を政府が持ち、実質的な運営権をゼネコンが持つコンセッションに積極的で収益化の柱として期待するゼネコンもあります。 まとめとして、今後の建設需要の減少に柔軟に対応していくには、スーゼネをはじめ、前田、戸田、東急、奥村組、といった規模が大きさや自己資本比率が高く安定しているゼネコンに入ることが大切だと思います。 海外事業に携わりたいのであればプラントエンジニアリングの方が圧倒的にチャンスはありますが、私が入るなら日揮、千代田化工、スーゼネの内のどこかにします。

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